ダンテの森    
15 Sep 2011   05:29:24 am
再生可能エネルギー(3)
世界の再生可能エネルギー市場

2010年の世界の再生可能エネルギーへの投資は16兆円であった。世界95カ国が何らかの再生可能エネルギーへの投資を行った。本年8月中のニュースで大きなものを集めて見た。
◆8/12 韓国サムスンは2340億円でカナダから520MWの風力+太陽光発電プロジェクトを受注した。設計は韓国電力が行い2014年完成予定
◆8/29 中国は第12次5カ年計画において2015年までに全エネルギーの11.3%を再生可能エネルギーにすると発表。70GWの風力と5GWの太陽光発電所が建設される。
◆8/29 フォルクスワーゲン社は1100億円を再生可能エネルギーに投資すると発表。
◆8/30 中国は2015年までに100GWの風力発電所を送電網に接続する計画を発表。<ロイター>
と世界はかまびすしいが、そこには技術大国「日本」の影は見えない。
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14 Sep 2011   09:49:47 am
異常気象と地球温暖化
地球温暖化とCO2排出量

今日は9月14日と言うのに大変暑い。世界中で異常気象が起きている。私の知り合いの農業関係の人が世界各地で毎年のように、これまでになかった干ばつ、洪水等の気象被害を受けたと聞くと言っていた。異常気象とは過去20年〜30年間の記録に無かった気象だそうだがそれが最近頻発している。これが地球の本来の氷河期周期から来るものか、我々人類の為した工業化の結果から来るものかを議論するつもりはない。
図を見てもらいたい。この図は右側の0で示した点を西暦2005年として左端を1万年前とし、縦軸には大気中の炭酸ガスの量をppm(百万分の一率)で表している。グラフは右端に来て急激に跳ね上がっている。この部分を拡大したのが左上にある。20世紀半ば以降急激に増加しており19世紀に始まった産業革命以来、人類が化石燃料を燃やし続けて来た軌跡とぴったり合致しているのは誰人にも反論できないと思う。
この急激な変化が地球環境に悪影響を及ぼし、気候変動を起こしていると考えるのはごく自然な結論であると思う。

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13 Sep 2011   06:10:19 am
世界と日本の風力発電
政府の考え方ひとつで決まる電力

TVを見ていていつも奇妙に思う事がある。再生可能エネルギーの話になり、太陽光・風力発電の話になると決まって「でも日本ではわずか0.2%しかないんですよね」とたいていの場合、司会役が引き取ってしまい何となく太陽光も風力も頼りにはならないとの印象が残ってしまう。ジャーナリストであるなら、何故海外ではこんなに風力発電が増加しているのか、何故日本では増えないのかを突っ込むべきではないだろうか。
2010年の世界の風力発電は194.4GW(ギガワット)になっている。日本では2007年に1.68GWであった。2010年には3GWを目指したいとの目標が有ったが全く進捗していない。原子力立国を標榜していた経産省は原子力以外の再生可能エネルギーの開発には全く力を入れてこなかった。経産省が力を入れない分野での開発には補助金が出ないのでメーカーは開発に力を入れない事に日本ではなっている。その為に20年を失った。3.11が有りようやく脱原発を考え始めたようだが風力、太陽光、波力、潮力、地熱発電の開発の遅れを取り戻すのには容易ではない。政府とマスコミの責任は重い。


日本は2GWにも満たない
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02 Sep 2011   05:36:34 am
使用禁止物質のその後
30年間も保管の謎

カネミ油問題で有名になったPCB(ポリ塩化ビフェニール)は我が国では1974年に使用禁止となった。今、全国に政府発表で54,000トンのPCBが保管されている。2001年にストックホルム条約により世界的にPCBの処理をして行く事が決まった。日本は同年に批准・加盟している。2004年に日本環境安全事業株式会社と言う政府100%出資の会社が作られ、PCBの無害化処理を一手に引き受ける事になった。現在、北海道、東京、愛知、大阪、福岡の5か所に処理工場が有り日量で合計8.4tonのPCBの処理が可能であるので、年間250日操業するとして、その処理には25年以上かかる計算になる。1974年から2004年までの30年間なぜ保管をして無害化処理をやらなかったのか疑問が残る。保管場所が地震などの災害を受けてPCBが流出するような事は想定されていなかったのであろうか。311の津波で沿岸部に保管されていたかなりの数のPCB含有機器が流失しているが、その実態すら明らかではない。
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30 Aug 2011   06:10:51 am
ファクター5の実行
日本では政府のリーダーシップが必要

昨日、次の日本の首相となる民主党代表となった野田さんの愛読書は司馬遼太郎と藤沢修平との事だが、ワイツゼッカーの「ファクター5」も加えてもらいたいものである。
1998年に出版された「ファクター4」にはリッター80kmを走る車を開発すべきだと書かれていた。ところが現実世界ではその直後トラックをカッコ良くしたようなSUVと言う車種がでてきて、これが一世を風靡することになった。中国が世界の景気のけん引役を務めるようになり原油価格は低迷した。SUVユーザーが増え、一時期公共交通機関を利用していた人たちも車通勤にもどり車通勤者も倍増した。つまり「ファクター4」に書かれた事は何も起こらなかったのである。サブプライムローンにより、見掛け上可処分所得が増えた人達により好況感はますます増し世界の人たちは「何だ、このままいけそうじゃないか」と言う気になった。地球も耐えられなくなれば何か言ってくるだろう位に考え地球温暖化に危機を感じる気持ちが遠のいていった。2004年に原油価格が1バレル50ドルを突破したことを契機に石油製品価格が上がりはじめると、また地球温暖化が問題視しはじめられる。2006年に顕在化したサブプライムローン問題は2007年にリーマンショックとなった。この間、地球温暖化は人々の意識の「考えたくない問題を置く棚」に置かれていたように思う。
2010年に株式会社NTTデータスミスから発表された「世界24カ国地球温暖化意識調査」と言う調査がある。これによると、地球温暖化は世界に共通して問題意識があること。この調査で現れた日本の特徴は、対地球温暖化政策が経済に好影響をもたらすであろうと言う期待感が79%有り、世界平均の63%を大幅に上回っていること、緊急課題とする日本人は52%で世界の61%に比べすくないこと、また、日本人にとって地球温暖化対策は大企業や政府がやるべきことであるとの考えが強いことである。
日本では他の国よりも政治のリーダーシップが求められていると言うことである。南極のオゾンホールがこれ以上大きくなる前に。
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