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10 Mar 2012 11:07:40 am |
全米酪農省エネ大賞 |
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アメリカの酪農家の省エネ努力
GreenBiz.comの3月9日付けのニュースから
GHG(地球温暖化ガス)排出量の多い食品を考えた時最初に“牛乳”を思い浮かべる人は少ないだろう。しかし、酪農とエアラインが同じくらいGHGを排出していると聞くと耳を疑う事だと思う。
乳牛が出すゲップ、おなら、排せつ物から出る大量のメタンガスと飼料を栽培した時に使われた化学肥料の製造工程で排出されたCO2の合計で、牛乳が農場を出荷する時には既にGHGの3/4は排出されてしまっている。
それ以外にも、乳製品の製造には大量の水の使用と排水による環境負荷が大きいし、飼料となる穀物を栽培する為に森林が伐採される事による環境破壊も伴う。
多数の酪農家はGHGの削減に取り組んでいる。
4年前に設立された全米酪農持続性協会(US Dairy Sustainability Commitment)では毎年省エネに取り組んだ優秀な農家を表彰している。今年もさる3月8日にその授賞が発表された。
授賞した酪農家は、排せつ物の処理と省エネを同時に可能にする「嫌気性消化法」によるメタンガスの抽出を行って農場内の熱源と電力を賄い余剰分は売電すると言う設備投資を行った。同時にこの農家では回転数制御が可能な搾乳ポンプの導入で搾乳ポンプの使用電力を60%削減している。
原文URL:
http://www.greenbiz.com/blog/2012/03/09/sustainable-dairies-cream-crop |
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カテゴリー : 他メディアより |
Posted By : dantesforest |
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