世界一の高さの太陽熱発電タワーが完成
2月9日グリーンテックメディア発
太陽熱発電タワーとして世界一の高さ178mがアメリカ、ネバダ州トノパーに完成した。2011年9月に建設が始まり休日なし一日24時間の突貫作業でこの度タワーが完成した。この後周囲に一万枚の大型看板サイズの鏡が設置され完成する。
カリフォルニア州のソーラーレザーブ(SolarReserve)社は約570億円の連邦エネルギー省の保証を受けこの発電所を建設しており、完成後は110MWを発電する。
この太陽熱発電所は塩溶融畜熱装置で日没後も10時間の発電が可能である。ソーラーレサーブ社はすでに地元のネバダ・エネルギー社と2013年から電力供給契約を結んでいる。
ソーラーレザーブ社のスポークスマンによると「この発電所は石炭やガスを使った火力発電所と同じように需要に応じた電力供給ができ、全くGHG(地球温暖化ガス)を排出しないクリ―ンな電力を安定して供給できる。」としている。
太陽熱発電タワーによる発電は日本のような高緯度の地域には適していないと言われている。
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