ダンテの森    
13 May 2012   10:42:48 am
自転車の可能性
環境負荷をかけず防災にも強い自転車

 昨日は(社)ずーっと安心・防災未来(中村 康佑代表)主催の講演会で、コグウェイ代表の山田美緒さんの講演を聞く機会が有った。テーマは「防災と自転車」であったが、自転車が持つ移動手段として、また輸送手段としてあらゆる状況で大変効果的であると言う話しを、山田さんがアフリカ5000kmを一人で自転車で走破した体験を通して元気一杯で楽しいプレゼンとして聞かせて戴いた。

 持続可能社会において自転車は今後欠かせない重要な交通手段になって行く事はこれまで何度かこのブログで紹介したが、災害時にも有効な交通機関となると言う認識を新たにした。プレゼンの中でアフリカの現地の人が作った木製、手作りの自転車の写真を見せて貰ったが、これは環境負荷の面から言うと材料が木であるので、殆ど環境負荷ゼロの究極のエコロジーな交通機関である。

 自転車はそれ自体が一大産業である。アジアにおいて自転車は通勤、通学、買い物の中心的な乗り物であり、年間7千5百万台が生産されており、世界の自転車生産の3/4である。中国は空前の自動車ブームだが自転車利用はいまだに5億台を下らないし、15万人の職場と800億円の輸出をもたらしている。

 持続可能性都市を計画する場合、まず徒歩で通常生活に必要な用は足せるような設計、つまり役所、金融機関、病院、公共施設、毎日の買い物は1km圏内に配置し徒歩で行えるようにする。通勤、通学、駅へのアクセスは5km圏内として自転車で行えるようにする。5km〜200kmは近距離は軽鉄道やバス、中距離は鉄道、200〜1000kmは高速鉄道で移動する事が最も効率が良い。もちろんサイクルパス、自転車道と歩道の区分けの整備が重要である。また、交差点における自動車と自転車の管制も都市設計の段階から考慮されるべきである。歩きたくなるような歩道、サイクリングしたくなるようなサイクルパスが望ましく、これから復興する東北の都市には是非この考えを取り入れてもらいたい。

 このように設計された未来の都市において自転車がCO2排出削減に果たす役割は大きい。自転車は環境負荷を低減させる未来志向の乗り物であるとの観点から更なる自転車の技術開発を行って貰いたい。写真は未来志向のコペンハーゲン・ホイール。

山田美穂さんのブログ: 
http://mantem.exblog.jp/

(社)ずーっと安心・防災未来のHP: 
http://www.zutto.in/index.php



コペンハーゲンホイール: 
http://blog.cycleroad.com/archives/51593626.html
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