ダンテの森    
13 Jun 2012   12:01:55 pm
EVでCO2排出枠
日産、EVでCO2排出枠を捻出 売却益で充電設備

日経電子版 nikkei.com 2012/6/9 1:48

 日産自動車は月内に、同社の電気自動車(EV)「リーフ」を活用して二酸化炭素(CO2)排出枠を生み出す取り組みを始める。「リーフ」の所有者と協力し年1万トン程度の排出枠を生み出して販売、得られた資金を急速充電インフラの整備や森林保全に活用する。EV利用による地球温暖化防止への貢献を消費者にアピールして、EVの販促につなげる狙いもある。

 経済産業省が2008年から運用する「国内クレジット制度」を活用する。日産はこのほど同制度を運用する第三者委員会に、EV普及によりガソリン車の走行を減らすことでCO2を削減する手法を提案。国内クレジットとして認められた。

 EVは走行時のCO2排出がゼロなため、EV1台でガソリン車の年間CO2排出量に相当する0.9トン分の排出枠を生み出せる計算になる。

 6月からリーフオーナーに広く協力を呼びかけ、合意を得られたオーナーからEV利用によるCO2削減分を無償で譲り受ける。小口の削減分を日産が集約して経済産業省所管の一般社団法人、低炭素投資促進機構に販売する。

 日産は協力ユーザーに対し、EV走行による温暖化ガス削減量の情報をインターネットを通じてリアルタイムで配信。ユーザーは「リーフ」乗車による地球温暖化防止への貢献を実感でき、販促につながるとみている。

 日産は今年3月までに国内で「リーフ」を累計約1万2千台販売している。12年度中に新たに販売する「リーフ」も活用して、今年はまず最大1万トン程度の排出枠を生み出す計画。排出枠は1トン当たり1500円程度で販売、得られた資金をEV普及に不可欠のインフラである急速充電器の設置や森林の保全活動などに活用する。将来は年間1億円以上の排出枠を生み出すことを視野に入れている。

 国内クレジットは従来、排出枠の量が小口であることから中小企業の利用が中心だったが、TOTOが3月から省エネ型便器を一般家庭に普及させることを通じて排出枠を生み出す取り組みを始めるなど、大企業にも利用が広がっている。
カテゴリー : 他メディアより | Posted By : dantesforest |
 
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