酪農場はエネルギーの宝庫
農業の中でも酪農は農業分野では最もエネルギーと水資源を大量に消費している。例えばオーストラリアの酪農は水資源の25%を消費している。
オーストラリアのエネルギー効率の専門家Geoff Andrewsによると、酪農家は直ちに80%の省エネが可能であるとしている。
更に酪農家は家畜の排せつ物、木材屑、風力、太陽光等を使う事で酪農家が必要とするエネルギー以上のエネルギーを簡単に得る事が可能である。
牛の排せつ物はバイオ燃料として農場内の車両や農機具の燃料となる。牧場の柵などに使われれる大量の古木材や木材屑もバイオマスとして燃料に使われ、牛舎や搾乳場の洗浄に欠かせない温水ボイラーの燃料となる。広い牧場には風力発電機に適した場所や、太陽光発電パネルを設置する場所も容易に確保が可能である。
|