藤沢サスティナブル・スマート・タウン(SST)
当ブログの10月10日で2002年から入居が始まった英国ロンドン近郊の持続可能型社会実験コミュニティーBedZEDを紹介したが、その日本版とも言える藤沢SSTと言うプロジェクトが有るので紹介する。
藤沢に有ったパナソニックの冷蔵庫工場跡地の19haにゼロエミッションを目指すエコタウンを作ろうと言うものである。パナソニック創業100年事業として他の企業8社と藤沢市の共同事業で2013年入居開始2018年完成時には1000世帯3000人のエコ・コミュニティーができる。
コミュニティー内の住宅、商業施設、共同施設には始めからソラ―パネル、蓄電池、が備えられ電力系統はスマートグリッドで繋がれており、生活用水のリサイクルや雨水利用も取り入れており、コミュニティー全体でGHG(地球温暖化ガス)排出量は70%低減、生活用水の使用量も30%の低減を達成している。
さらに住民のエコライフを促進するためにEV(電気自動車)や電動アシスト自転車のシェアリングやチャージステーションやエコライフの為の住民サービスが用意されている。
事業総額600億円で「街まるごと」のプロジェクトである。英国のBedZEDの場合は50%は分譲、25%は賃貸、25%は公共住宅となっているが藤沢SSTは100%分譲となるのだろうか、そうなると年金生活者のぼくには高嶺の花か。また建てられる住宅はパッシブハウスになっているのだろうか、ご存知の方は教えてください。
パナソニックのホームページにはビデオもあり詳しく説明してある。
http://panasonic.co.jp/fujisawasst/
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