LEEDプラチナ認証ビルの一例
2010年10月にスエ―デンの大手ベアリングメーカーSKFのアメリカ本社ビル(ペンシルベニア州)がLEEDプラチナの認定を受けた。
2009年12月に始まった同ビルのグリーン化プロジェクトは2011年6月までの18カ月をかけて2300万ドル(約18億円)が投資され、延べ床面積10,800平方メートルのオフィスビルがグリーン化された。
・3400メートルの深さの井戸から汲み上げる年間を通じて殆ど一定温度の水を使った冷暖房システムは30%の省エネを達成した。
・自然光を有効に取り入れる事と、蛍光灯やLED照明との組み合わせた室内照明設計により照明に消費される電力を40%低減した。
・トイレ洗面所の機器をより少ない水の量で有効に機能するものに交換することで44%の水道の使用量を低減する事ができた。
・改築の際に出された廃材の93%は埋め立て処分に依らない処理方法でリサイクルや焼却処分された。その内20%は同ビル内で再利用された。
・屋上には500kWのソラ―パネルが設置されている。
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