省エネ建築は新しいビジネス分野
Radio Feuilleton 2011.6.14のインタビューから
建築の分野はGHG(地球温暖化ガス)の40%を排出する一番大きな分野です。1993年からウォルフガング・ファイスト(Wolfgang Feist)教授が提唱しているパッシブハウスは従来の建築に較べて1/10のエネルギー消費しかしません。
これは高度な気密性、遮熱・断熱性と新鮮な外気は熱交換器を通して室温にしてから取り込む技術により可能となっています。また、自然光と省エネ光源を最適に制御された照明技術で照明も省エネ化されています。
これらの技術を達成する為にいろいろな省エネ製品が開発され市場に出回って居ます。それらを製造するシーメンス、ボッシュ、ヴァイラント等のメーカー、パッシブハウスを設計する設計事務所、建築家、技術者、職人はこの新しい建築方法により新たなビジネス分野を形成しています。
彼らはエネルギー効率の向上をビジネスとしているのです。
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