人の動きを検知して照明と空調をコントロール
シーメンス社は照明と空調の省エネをする人感センサーを発表した。
――2012年3月6日のシーメンス・プレス・リリース
Siemens Building Technology Div. Switzerland
人の動きと存在を検知する人感センサーは照明とHVAC(暖冷房換気システム)を最適にコントロールして40%の省エネを可能にする。
この人感センサーは人の動きのみでなく存在も検知し、室内の明るさと現在時刻の組み合わせで、あらかじめ決められた照明器具のグループを段階的に制御して必要のない照明を点灯しないようにする。同時にHVACに情報を送って空調の無駄をなくす。これにより事務所内の明るさと快適性は一定に保たれたままで40%のエネルギーの省エネが可能になる。
この製品はシーメンス社の環境ポートフォリオの一部である。
同社は環境ポートフォリオで2011年度に約3兆円を売り上げており、これらを使用しているユーザーが達成したGHG(地球温暖化ガス)の年間排出量低減はCO2換算で3億2千万トンになったとしている。
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