ダンテの森    
08 May 2012   05:48:10 am
徒歩の都市
歩行が移動手段の基本になるような都市計画

 20世紀に入るまでの世界の大都市は全て徒歩で用が足りる様に作られていた。一部の上流階級が住む大都会では馬車に依る交通が可能な道路が整備されていたが、都市そのものは徒歩で用が足せる程度の大きさであった。

 やがて鉄道が作られ、都市は放射状に発展して行く。密集した中心部から放射状に道路と鉄道が引かれ、要所は副都心として発達して行った。ヨーロッパでは今でもこの都市の形態が続いているし、アジアの都市でも似ている。ムンバイでは84%が公共交通機関による移動が行われ、香港、上海、チェンナイとダカールでは70%が公共交通機関が交通を担っている。

 これとは反してアメリカとオーストラリアでは移動手段の殆どは自動車で、公共交通機関は10%に満たない。逆説的になるが、アメリカとオーストラリアの都市ではエネルギー消費つまりGHG(地球温暖化ガス)の排出量の削減でファクター5の達成が容易であると言える。いままで一人を乗せて25台の乗用車が走っていたのをバスに25人を乗せる事ができれば86%の省エネが達成できる。バスを鉄道に代えれば更に省エネができる。

 8000年前に人類が集落を作り始めて以来、移動手段は徒歩が基本であり、その移動距離は1kmから5kmであった。

 カナダのバンクバーのエコ・シティー・イニシアティブは移動手段の優先順位を‥綿癲↓⊆転車、8共交通機関、け秦の為のデリバリーバン、ズ埜紊望萢兌屬鳩茲瓩董都市計画を行っている。歩道の幅を拡張し、樹木を植え、ベンチを配置して歩くのが楽しくなるような歩道を作った。夏の強い日差しや雨をよける為にひさしを長くしたり、テントを作った。その結果歩行者の数は44%増加し、移動の手段としての歩行は27%増加した。
カテゴリー : Factor Five | Posted By : dantesforest |
 
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