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08 Jun 2012 06:45:46 am |
グリーン経済 |
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グリーン経済への移行は6000万人の雇用を創出―ILO
2012/5/31ジュネーブ発、ILOニュース
グリーン経済に変革することは次の20年間に1500〜6000万人の新たな雇用を創出するとILO(世界労働機構)が5月31日のプレスリリースで伝えている。
ILOによると、従来の開発はしげんの利用効率が悪く持続可能性が無い為に地球環境を破壊しているだけではなく、経済にも悪影響を与えていることが証明されたとしている。
6月20日から始まる、リオ+20において、我々は早急に持続可能な開発の為の統合的な政策に転換しなければならない事が主要なテーマになるであろうとILOのスポークスマンは語った。
グリーンジョブ・イニシアティブが行った調査「持続可能な開発に向けた取り組み:グリーンな経済におけるディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)と社会参加」によると、グリーン化を進める事で最低でも全世界労働人口の半数にあたる15億人に人々が何らかな影響を受ける。その主な分野は、農業、林業、漁業、エネルギー、資源依存型産業、リサイクル、建設、運輸の8つの部門である。
すでにアメリカでは300万人がグリーン関連の職業についている。スペインでも50万人がグリーン関連の職場を得た。
EUでは現在1500万人が自然保護と森林保護を目的にした、生物多様性関連と自然再生関連の職業についている。
開発途上国で破壊された森林の再生には毎年2兆4千億円を投資する必要があるが、これにより800万人の雇用が創出される。
ゴミの山の中から資源を拾い出す事で生計を立てる人達が2000万人いるが、彼らを職業として社会に組み入れる事で、社会的にも経済的にも利益となることがコロンビアとブラジルで行われた社会実験で実証されている。
既存の建築物をグリーン建築に改築することを進めているドイツでは10兆円の経済効果と30万人の雇用が創出された。
原文は:
http://www.ilo.org/global/about-the-ilo/press-and-media-centre/news/WCMS_181795/lang--en/index.htm
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カテゴリー : 他メディアより |
Posted By : dantesforest |
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