乗用車の小型軽量化は本物のトレンドか?
GreenBiz.com 2012-03-12から
3月8〜18日までスイスで開かれていたジュネーブ・モーターショウでは各社が燃費の良さとCO2排出量の少なさを競っており、自動車業界が持続可能性社会へとハンドルを切っているように見えた。
これは、原油の値上げによる世界的なガソリン価格の高騰によるのが一つの理由で、もう一つの理由は欧州で導入されるCO2排出量に応じて課せられる炭素税が影響していると見られる。
今までは考えられなかったことは、ポルシェが燃費の良いディーゼルエンジンを搭載した車を発表したり、フェラーリが最新V12エンジンの燃費の良さを宣伝している事で有る。
これまでのモーターショウで目に付いたECOの文字が余り見当たらなくなった代わりに、CO2の排出量を大きく前面に出すメーカーが多かった。展示車のドアーに1kmあたり○○グラムとペインティングした展示車が目についた。(写真)
全体的に小型軽量化が進んでいる。これが本物のトレンドであってもらいたいものである。
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