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18 Sep 2012 05:39:59 pm |
変わり行くアメリカ |
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GreenBiz.com 2012-09-17 Ryan Briggsの記事より
ニューヨーク市の商業ビルのエネルギーデータの公表
ぼくが1970年代にニューヨークに仕事で行っていた頃は、厳寒の事務所でもワイシャツ姿でも暑いほど暖房されており、何とかしてくれと言うと、クーラーのスイッチを入れていたのを思い出すが、今は違うようだ。
ニューヨーク市は今週2065の商業ビルのエネルギー消費を公表した。これは昨年制定された、選ばれた幾つかの大都市の商業ビルのエネルギー消費の「見える化実験」を定めた法律の施行による初めての発表である。この法律はニューヨーク以外にフィラデルフィア、サンフランシスコ、ワシントンDCが選ばれている。
この法律によると、ニューヨーク市にある5万平方フィート(4,650平方メートル)以上の延べ床面積の全ビルが対象になっており、それぞれのビルは年間のエネルギー消費(電力、ガス、温水、上水道)の報告を義務付けられている。これを集計して公表することで、ビルオーナーに対しエネルギー消費の削減を推進する事を目的にしている。
また、このデータは市にとって、ビルの建築年数、面積、構造とエネルギー消費の関係を解析し、今後の再開発計画、都市計画に重要なデータとなる。
これからビルを購入あるいは賃貸しようとしている企業が、この資料を閲覧することで、ビルのエネルギー消費量が人目で分かり、エネルギー消費の少ないビルの市場価値を上げることになる。
ニューヨークのビルオーナーはビルのグリーン化が資産価値を高める事に気づき、グリーン化が促進されている。これによりグリーンビジネスが育成され、新たな雇用を生んでいる。
原文URL:
http://www.greenbiz.com/news/2012/09/17/data-crunching-energy-output-new-york-city-buildings
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カテゴリー : 他メディアより |
Posted By : dantesforest |
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