意外と使われていない省エネモード
オフィスで使われているIT機器の省エネについては、2011年10月29日のブログでも書いたが、英国の研究機関によるとオフィスの消費電力の15%はIT機器によるもので増加傾向にあり、2020年には30%に達すると予想されている。
全世界のインターネット上の情報量は2006年には637GB/秒であったものが2025年には121TB/秒と実に120倍の爆発的な増加により、IT機器の電力消費も2006年には470億kWhであったものが2025年には2400億kWhに増えると予想されており、これはCO2に換算すると1億3千万トンになる。
図は連続運転した場合、業務時間のみ電源をONにした場合、省エネモードを使用後5分でスタンバイ状態になるようにした場合の比較である。実際には、スタンバイからの復帰に掛る時間が待ちきれなくて連続運転モードにして使っている場合が多いが、グリーンな仕事モードに変えることで地球環境に与える負荷を軽くできる。
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