日経電子版 2012-10-01 22:54より
9月の残暑、115年で最も厳しく 51地点で最高値
気象庁は1日、9月の天候まとめを発表した。都市化による温度上昇の影響が少ない全国17地点の同月の平均気温が平年を1.92度上回り、統計が残る1898年以来115年で最も厳しい残暑だった。これまでの最高は、平年より1.80度高かった1999年。地点別の平均気温も札幌や青森、盛岡など北・東日本を中心に51地点で観測史上最高を更新した。
同庁によると、9月上旬から中旬にかけて北・東日本は太平洋高気圧に覆われて晴れの日が続いたことや、南から暖かい空気が流れ込んだことに伴い、北日本(北海道、東北)で同月の平均気温が平年を3.7度上回り観測史上最高を記録。東日本(関東甲信、北陸、東海)も平年より1.9度暑かった。
地点別の月平均気温は札幌が22.4度、青森が23.5度、盛岡が23.2度となるなど、いずれも平年を4度以上上回って観測史上最高を更新。首都圏でも東京が26.2度、秩父(埼玉)が23.0度と1999年に並ぶ最も厳しい残暑となった。
一方、9月下旬に入ると湿った空気の影響により曇りや雨の日が多く、北日本の記録的な残暑も収まった。
原文URL:
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG01054_R01C12A0CR8000/
以上が日経電子版の記事であるが、かねてからIPCC(国連気候変動の為の政府間パネル)が提唱しているとおり、地球温暖化に伴う気候の狂暴化が進んでいる事は明らかであり、その原因が人類の化石燃料の無分別な浪費に有る事も下のグラフで明らかである。ぼく達に残された時間は少ない。
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