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08 Oct 2012 04:22:54 pm |
意思の力が必要 |
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2012/10/3 ブカレスト ローマクラブのプレスリリースより
ファクター5の著者フォン・ヴァイツゼッカー教授が共同会頭に選出
国際的なシンクタンク、ローマクラブの年次総会が去る10月1〜2日にルーマニアの首都ブカレストで、ルーマニア・ローマクラブとルーマニア国立銀行の主催で開催され、世界の識者が最も困難な時代について議論を行った。
1972年に「成長の限界」は世界中に批判的な注目と人間性についての議論を巻き起こした。この提言の中で、人類の資源消費は地球環境の許容の限界を超えており、このまま消費と廃棄が続けば21世紀には経済発展は限界線に達すると警告し、人類は消費を更に増大しても、それに見合う満足は減少の一途をたどるだろうと予測した。
「成長の限界」の著者のデニス・メドウズ博士とヨルゲン・ランダ―ズ博士は、その後の40年間の開発と進歩を振り返り、この惑星の将来を予測する記念講演を行った。メドウズ博士は、我々は既に持続可能性を取り戻すチャンスを失った述べた。ランダ―ズ博士は最新のローマクラブの報告として、「2052―次の40年間の世界予測」を取り上げ、過剰消費と短期成果主義を改めない限りは、人類の滅亡の可能性が有ると指摘した。
この他、年次総会はErnst von Weizsaecker教授(当ブログの元になっているファクター5の著者)とAnders Wijkman博士を新たなローマクラブの共同会頭として選出した。
この後、各ワーキング・グループは困難な状況に立ち向かうべく、更に、更に発言を重ね、対策の強化を推進し、全世界の意思の力を結集してゆく為の議論が続けられた。
「成長の限界」は正しかったと検証するスミソニアン・マガジンを日本語訳したサイトのURL:
http://www.nexyzbb.ne.jp/~omnika/roma1972.html
ローマクラブのプレスリリースURL:
http://www.clubofrome.org/cms/wp-content/uploads/2012/04/Press_Release_of_03-10-2012-Annual_Conference_of_the_CLUB_OF_ROME_2012_in_Bucharest_-_Romania.pdf
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カテゴリー : ブログ管理人 |
Posted By : dantesforest |
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