減少の一途をたどるデスクトップPC
デスクトップPCは徐々にノートPCに置き換えられている。その理由は、大きさ、重量、材料の量、消費電力、騒音、発熱などによる。タブレットPCはノートPCよりも更に全ての面で小型軽量である。
ここに掲げる表は欧州(EU+スイスとノルウェイ)におけるデスクトップPC、ノートPC、タブレットPCの設置台数の推移(推計値)と置き換えによる材料の節減、消費電力の削減、それによる地球温暖化ガス(GHG)の削減量を表したものである。
2010年にデスクトップPCから、ノートPCとタブレットPCに置き換えられた為に約208メガワット時(20万8千キロワット時)の電力消費が節電され、2020年には1GWh(100万kW時)の省エネになる。これは典型的な原発1基あるいは石炭火力発電所1基分の電力に匹敵する。
これにより2010年には40万トン、2020年には200万トンのCO2換算のGHGが削減される事になる。
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