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17 Oct 2012 01:11:31 pm |
バイオ燃料でフライト |
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GreenBiz.com 2012-10-16 Bruce Kennedyの記事より
EUの航空機排出規制の実施が後押し
先日、小型飛行機がプラスチックの廃材から作った燃料でオーストラリアから英国までの10,000マイルのフライトをしたと言うニュースがあったが、本格的に商業航空が廃油、プラスチック廃材、バイオ燃料などを使う日がくるのだろうか。
実際に大手の航空会社はバイオ燃料で商業フライトを行う事を計画中である。英国航空(BA)はSolena社と共同でロンドン近郊にバイオ燃料プラントを本年中に着工し2014年には生産を始めると発表している。ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)はオーストラリアのAlgae-Tec社とバイオ燃料製造の共同事業に署名し、同社が欧州に建設するプラントで生産するバイオ燃料の半数をルフトハンザが買い取ることになっている。
これは、EUが制定したEU地域に乗り入れる全ての航空会社は決められたCO2排出量を削減しなければならず、未達成分に相当する排出枠を買い取らなければならないと言う規則が導入される為の対策である。これは欧州域内のフライト距離だけでなく出発地から欧州内の目的地までの全距離と帰り便全距離が対象となる。アメリカと日本は「国際法違反」としてEU司法裁判所に提訴していたが、2011年12月に「合法」との判断が下されている。
ボーイング社によると、2015年までには航空燃料の1%がバイオ燃料になると予測している。1%とは少ない量に思えるが、年間約300万トンの航空燃料で、地球温暖化ガス(GHG)740万トンが削減される事になる。
持続可能航空燃料消費者グループ(SAFUG)には世界26社の大手航空会社が加盟しており、バイオ航空燃料の需要は急速に高まっている。
原文URL:
http://www.greenbiz.com/blog/2012/10/16/can-british-airways-lufthansa-push-biofuels-mainstream
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カテゴリー : 他メディアより |
Posted By : dantesforest |
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