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25 Oct 2012 02:02:29 pm |
環境企業ランキング |
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これからの企業評価の重要なインデックスは持続可能性
2012年10月22日、ニューズウイーク(Newsweek)が2012年の企業グリーン度ランキングを発表した。順位は昨年と大きな代わり映えはなかったが、これまで批判が有った評価方法が改善され、リンゴとナシを比較する様な評価が行われなくなり、過去4年間のニューズウイーク企業環境ランキングでは最も的確に企業のグリーン度を評価できたとしている。
評価の基準は
●環境負荷スコア(45%)、この調査はTrucost社が担当して行い、総合的で、数値化が可能で、標準化された測定法により700の数値データからスコアを算出した。
●環境マネジメントスコア(45%)、この調査はSustainalystics社が行い、企業の経営幹部が自社のエコ・フットプリント、環境ポリシー、環境プログラム、環境目標、協力企業・下請け・納入業者への環境イニシアティブについて理解し行動しているかを評価した。
●環境情報の開示度スコア(10%)、企業の報告システムとその透明性を評価した。
全米500社と世界500社のランキングはNewsweekの次のURLで見る事ができる。
http://www.thedailybeast.com/newsweek/features/2012/newsweek-green-rankings.html
世界トップ15には日本の企業は無く、日本企業のトップは17位の富士通である。日本企業のトップ10は次の通り。( )内は世界500社のランキング。
1位(17) 富士通
2位(18) NKSJホールディングス(損保ジャパンと日本興亜損保の持株会社)
3位(33) 東芝
4位(40) シャープ
5位(56) パナソニック
6位(61) NTTドコモ
7位(72) NEC
8位(90) 日立
9位(97) 富士フィルム
10位(100) イーオン
であり、現在半導体産業が不振で業績の悪い企業が上位を占めており、産業界から「だから環境に力を入れてもダメなんだ」との声が聞こえてきそうである。
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カテゴリー : 他メディアより |
Posted By : dantesforest |
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