幅広く読んでいただける本を目指すと決定
今日は、いつもと違って僕たちのグループの事を書きます。このブログは持続可能な社会を目指しており、その基本的な考え方は資源を今の5倍有効利用すれば持続可能な社会は作れると言うもので、それはドイツの環境学者エルンスト・フォン・ヴァイツゼッカー博士の近著「ファクター5」から学んだものです。
現在僕たちのグループはボランティアでこの本をドイツ語から日本語に翻訳を進めています。この本が明石書店から出版される事が決定した事は11月1日にお知らせしました。
昨日来日中のフォン・ヴァイツゼッカー博士と我々翻訳チームが東京でミーティングを持ちました。現在、博士は東京で開かれている国連環境計画(UNEP)の国際資源パネル(IRP)の議長として来日しています。
ファクター5日本語版は英語版、ドイツ語版の内容に加えて、3.11と言う新しい課題を得た環境先進国日本へのメッセージを加えて行く事と、対象を専門家や学者・学生だけでなく一般の方々に広く読んでいただけるものにしようと、決まりました。これからが僕たちの戦いが始まりだと、全員決意を新たにしています。来春出版に向けて頑張りますので、皆様のご支援をお願い致します。
写真はフォン・ヴァイツゼッカー博士(右から2番目)を囲むボランティア翻訳グループです。右から3番目は応援してくれているPaul Kuhn氏です。
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