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29 Nov 2012 12:18:46 pm |
マイクロソフトのグリーン化 |
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GreenBiz.com 2012-11-26 James Murrayの記事より
マイクロソフトが都市排水発電でデータセンターを運用
2012年11月19日の当ブログで、巨大データセンターはエネルギー浪費をしていると書いた。多くのデータセンターはバックアップ電力としてディーゼル発電所を併設しており、非常時に瞬時に切り替える為に常にスタンバイ運転をしている。
世界最大のIT大手、マイクロソフト社はこの問題を再生可能エネルギーで解決しようとしている。
アメリカのFuelCell Energy社の発表によると、マイクロソフトと共同でワイオミング州の都市排水処理場の固形物処理施設からバイオガスを発生させて燃料電池で発電した電力で運用するゼロエミッション・データセンターを計画中であると発表した。
最初の実験プラントはFuellCell Energy社の200kW型直接発電燃料電池(DFC)システムを使い、ワイオミング州シャイアンで行う。
このプロジェクトには、地元の産業界、州政府、ワイオミング大学も加わり、地元挙げての新エネルギープロジェクトである。
燃料電池が発電する際に発生する熱は、下水処理施設の熱源として使用される。燃料電池発電は従来の回転機による発電に比べ熱変換効率が高く発電電力当りのCO2発生量が少ない上に、従来は都市排水の固形残渣が埋め立てられた後に発生するメタンガスが出なくなる為に、ゼロエミッションとなる。
マイクロソフトのサンタクララ・データセンターのディーゼル発電所は2008年と2009年に最も大気汚染をする発電所としてサンフランシスコ湾地域の大気汚染リストのワースト1になっていたが、このプロジェクトが成功すれば一気に汚名を返上する事ができる。
他の、データセンターもゼロエミッション化を進めている。
原文URL:
http://www.greenbiz.com/blog/2012/11/26/microsoft-debut-sewage-powered-data-center
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カテゴリー : 他メディアより |
Posted By : dantesforest |
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