|
22 Jan 2013 12:36:10 pm |
オバマはグリーン |
|
|
オバマ大統領は第二期就任演説で気候変動への取り組みを宣言
Washington Post電子版 2013-1-22から
2013年1月21日アメリカのオバマ大統領はワシントンで行われた第二期就任演説で、気候変動問題に取り組むと宣言した。気候変動については、選挙中には全く争点とはならなかったが、第二期を迎えオバマの最後の任期の4年間に歴史に残る大統領としての実績を持続可能性社会への変革のはじまりとしたいと考えている事を強調した。
ワシントンに集まった数十万人の聴衆に向かい、戦争の十年は終わったとし、経済の回復はすでに始まっており、アメリカの可能性は無限であるとし、これからアメリカが進む道としてグリーン経済への移行を示した。日本のマスコミは一切これには触れていないので敢えて取り上げる。
オバマ大統領「我々の責任は我々だけでは終わらず、我々の子孫の為にもある。我々は気候変動の脅威に対抗する必要がある。これを今誤ると我々の子孫の将来を裏切ることになる。
何人かの人々は科学が示した圧倒的な判定をいまだに否定している。(選挙中、共和党のロムニーは地球温暖化は悪いことではないと発言していた。訳者注)
しかし、だれもが気候変動から来る壊滅的な旱魃や強大な嵐と言う影響を無視することはできない。
持続可能なエネルギー源への道筋は長く困難なものであろう。しかし、アメリカはこの変遷に対して抵抗することはできない。我々は新しいテクノロジーとそこから生まれる新しい職場を他の国に譲るわけには行かない。我々はそれを手に入れる。これが我々の経済の活力を保ちながら、我々の宝である森林、河川、豊潤な土地と雪をいただく山頂を守って行く方法であるからである。
それが我々の惑星を守る方法として神が我らに保護するように命じている事であるからである。それが我々の祖先が、かつて信条として伝えたかった事であるからである。」
オバマ大統領が強いリーダーシップでグリーン経済への移行を進めてもらいたい。今回の演説でオバマ大統領はシェールガス・オイルについては触れていない。日本のマスコミが騒いでいるシェールガス・オイル革命を推進する気はオバマ大統領には無いと期待が持てる。
安倍君にはこの演説を良く読んでもらいたい。
演説の全文(英文)が次のURLで読めます。
http://www.washingtonpost.com/politics/president-obamas-second-inaugural-address-transcript/2013/01/21/f148d234-63d6-11e2-85f5-a8a9228e55e7_story.html
|
|
| |
カテゴリー : 他メディアより |
Posted By : dantesforest |
|
|
|
|