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17 Apr 2013 03:13:10 pm |
森林は持続可能モデル |
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持続可能な開発は地球における生存の原則――メルケル首相
2013-04-16 ベルリン
今から300年前にハンス・カール・フォン・カルロビッツは「森が許す分だけ木を切る」と言った。これが持続可能性の考え方の始まりである。森の持ち主にとっては、ごく当たり前のことかも知れないが、これは地球環境と付き合う上でも通用することである。
4月16日にベルリンで開かれた、ドイツ林業協会の記念総会でアンゲラ・メルケル、ドイツ首相は持続可能性について語った。彼女は次のように続けた。
私たちが今している事が、子供や孫達の豊かな生活と健全な環境を脅かすような事があってはならない。
今日の課題として、経済効率、社会的責任、天然資源の保護が将来に引き継がれて行かねばならない。持続可能な開発は今や地球における生存の原則となった。
林業は持続可能性をさまざまな角度から説明するのに最もふさわしい例である。森林は環境システムとして、酸素の供給源、炭素と水の貯蔵、砂漠化の防止など、いくつもの機能を持っている。そして、森林は数多くの、植物と動物に生存する為の環境を提供し、生物多様性を守っており、私たちには安息の場を与えてくれる。特にドイツ人にとっての森は心のふるさとと言えよう。
熱帯雨林の破壊に対抗する為に木材や農産物の認証システムを開発した。違法の伐採に対して、連邦政府はこれらの製品の取引を禁止できる新たな法律を先日可決した。
持続可能な開発はドイツ連邦政府の基本指針である。人は何を犠牲にしてでも成長すれば良いと言うものではない。健全な国家財政を維持する為には、例えば交渉の余地のある予算システム、借金の金利を次世代に先送りする事がないようにするには、予算の統合が必要である。この改革は、世代間の不平等をなくすもので、つまりは持続可能な開発である。
原文(独語)URL:
http://www.bundesregierung.de/Content/DE/Artikel/2013/04/2013-04-16-bk-rede-beim-dt-forstwirschaftsrat.html
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カテゴリー : 他メディアより |
Posted By : dantesforest |
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