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01 May 2013 12:35:04 pm |
米国消費者の変化 |
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消費者側から低燃費車への需用が増加
Washington, 2013-04-30 ENS発より、
全米消費者連盟(The Consumer Federation of America)の最新調査発表によると、米国消費者の乗用車に対する需用傾向に大きな変化が表れている。これまで、余り気にして居なかった燃費の良い車に強い購入願望が有り、電気自動車にも興味が湧いていることが分かった。調査によると、23km/ℓと言う連邦政府が設定した指標が広く消費者の間に定着しつつある。
オバマ政権は2012年8月28日に、2011〜2016年の燃費向上達成目標として、23km/ℓとすると言う法案が通過し、政府の努力が実りつつあり、消費者は自動車購入決定の最重要条件に燃費を選ぶようになってきた。
今回、この種の調査としては初めて行われた全米規模の調査では、全体の85%が連邦政府の決定を支持するとしている。支持政党別では共和党支持者では77%、無党派層では87%、民主党支持者では92%が政府方針を支持しており、政党支持に関係なく燃費の良い車を望んでいることがわかる。これまでの調査で、燃費が重要な要因に上がった事は無かった。
燃費を購入の際の条件とすると答えた消費者は59%に上っており、この回答者は20km/ℓ以上の燃費改善を求めている。特に、4気筒エンジン車に乗っている人には燃費を気にする傾向が強い。電気自動車に対する潜在需要は高く、バッテリー性能が良くなり、車両価格が低下すれば購入したいとしている。
一方、自動車メーカー側は2013年度新型車には134車種が投入されたが、そのうち64車種(49%)は既に2014年度規制をクリアしており、32車種(24%)は2017年度規制を、12車種(9%)は2025年度規制をクリアしている。
消費者、メーカーとも燃費が車の売れ行きを決める大きなファクターとなったと認識しており、米国の車社会は急速に変わりつつある。
原文(英文)URL:
http://ens-newswire.com/2013/04/30/u-s-car-buyers-embrace-new-fuel-efficiency-standards/
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カテゴリー : 他メディアより |
Posted By : dantesforest |
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