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27 May 2013 02:31:12 pm |
根強い気候変動懐疑論 |
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気候変動懐疑論に対する反論――気候変動は既に起きている
フィナンシャルタイムスLetters 2013-05-25より
これは、5月21日付のColumnist欄マーチン・ウォルフ(Martin Wolf)の「世界が動かないのは気候変動懐疑論が勝った証拠」というコラムに対する、ロンドン・スクールオブエコノミクスの客員教授マイケル・ジェイコブス(Michael Jacobs)の反論である。
この、「世界が動かないのは気候変動懐疑論が勝った証拠」は読者に誤解を与える。気候変動懐疑論は一部の英語圏の国でのみ聞かれ、その他の世界では気候変動とその原因が人類の営みに起因していることは常識となりつつあり、いまや議論はそれに対する政策に移っている。
さらに、重要な事は、論争は終わったかのような印象を与えることであるが、実際にはそれどころか、既に気候変動は始まっているのである。
しかし、更なる2度Cの上昇を食い止める事は、今すぐに政策を変える事で可能な可能性が残されている。これは理屈では無く、政治の選択である。
今週、中国政府は2016年のCO2排出量に自ら上限を決めると言う革新的な決定を行った。EUの指導者は彼らに学び続くべきである。
今や有名無実となった、欧州の排出権取引のスキームを根本的にリフォームする必要が有る。
EUは2030年までに40〜50%のCO2削減をする目標を達成しなければならない。
原文(英文)URL:
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/cb50778c-c469-11e2-bc94-00144feab7de.html#axzz2US0KOn9X
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カテゴリー : 他メディアより |
Posted By : dantesforest |
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