温暖化でアジア、アフリカ洪水増 21世紀末、被害の恐れ14倍
東京新聞TOKYO Web 2013-06-10より、
地球温暖化が進むと21世紀末にはアジアやアフリカを中心に、陸上の42%で洪水になる回数が増えるとの予測を、平林由希子・東大准教授(河川工学)らのチームがまとめ9日、英科学誌に発表した。
大洪水被害に遭う恐れのある人は、20世紀末に比べて最大14倍になるという。チームは「流域の人口が増えれば、洪水の被害を受ける人はさらに多くなる。洪水が増える前に、適切な対策を取ってほしい」としている。
世界の研究機関が開発した11の気候予測プログラムと、河川から水がどのぐらいあふれるかを予測するプログラムを組み合わせ、2100年までの洪水の頻度を地球規模で調べた。(共同)
地球温暖化懐疑論者が多い日本の学術の権威である東京大学からこのような論文が発表された事に意義がある。平林先生の今後のご活躍に声援を送る。小ブログの2013-06-08参照。
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