|
18 Jun 2013 04:41:03 pm |
スマートガラス |
|
|
米セージ社(Sage Electrochromics Inc.)が調光ガラスの大量生産工場をスタート
GreenBiz.com 2013-06-17 Heather Clancyの記事より、
セージ社は世界最大規模のスマートガラス工場を完成させ、この度最初の製品を出荷した。年間46万平方メートルのスマートガラスの生産能力を備えている。
ここで生産されるのはセージガラスと名付けられた、調光ガラスでガラスにコーティングされたフィルムに電圧をON-OFFすることで、ガラスが透明になったり、不透明になったりして、光と熱の透過量を調整することができ、スマートガラスと呼ばれ、これにより建物内に入る光と熱を調整できる。低エネルギー建築には強い味方となる建築素材である。
開発には、250以上の特許が使われている。最大1.5 × 3.0メートルまでの顧客のニーズに合わせたガラスシートサイズで出荷する。
今回完成したミネソタ州ファリボー(Faribaut)工場の総工費は150億円、3万平方メートルの総面積で、同工場には450平方メートルのスマートガラスが使われ、夏の冷房、冬の暖房と照明コストを低減する。ちなみに同工場は低エネルギー建築で、設計と施工はシーメンスが行った。LEED Gold認証を取得している。
同社は、本年中に購入したユーザーを対象に、スマートガラス利用の専門デザイナーのコンサルタントを無料で提供している。スマートガラスを長年良好な状態で使う為には、それなりの設計と保守が必要となる。
グリーン経済へ移行するには、今後このような新規ビジネスが多数立ちあがってくることが望まれている。
原文(英文)URL:
http://www.greenbiz.com/blog/2013/06/17/sage-builds-brighter-future-smart-glass
|
|
| |
カテゴリー : 他メディアより |
Posted By : dantesforest |
|
|
|
|