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13 Jul 2013 01:55:06 pm |
米中がグリーンへ協調 |
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本格的にグリーン経済への移行に動き出した米中政府
ENS-Newswire 2013-07-12より、
米国と中国が気候変動に対する戦いの共同戦線を構築することに合意した。The U.S.- China Strategic and Economic Dialog (S&ED)米国―中国戦略と経済対話と名付けらているこの交渉は、2009年にオバマ大統領と胡錦濤主席によってはじめられ、最低年に一回のトップレベル会談が続けられてきた。
今回はその第5ラウンドで、2013年7月10-11日にワシントンでケリー国務長官と汪洋副総理を中心に開催された。この会合での交渉は、重量物運搬トラック、その他の自動車、スマートグリッド、カーボンキャプチャリング、温暖化ガスの活用と貯蔵、温暖化ガスの排出データ管理、ビルの低エネルギー化、工業の低エネルギー化と多岐にわたった。
この、協定文書は90の項目別協定文書に分かれており、その殆どは今回の第5ラウンドで合意を見た。
今回の、基調はオバマ大統領と習近平が、6月にカリフォルニアで非公式会合として行った協議で作った。将来の世界のモデルとなる、二大国の関係を米中が示そうと話し合った結果である。
この交渉に先立ち、汪洋副総理は「S&EDのこのラウンドでは、新しい二大国の関係の有り方のモデルとなるものが発表できると思う。新しい二大国の関係には、紛争も対立関係も無く、有るのは協調である。今回の対話により大国の二国間の協調関係はより強力なものになるであろう。太平洋の両岸の二国の協力関係の新たな章を書こう。」と述べた。
鳩山首相が国連で発表した2020年までに25%のCO2の排出削減を宣言した国際的な約束を311を理由に、反故にしたうえ、京都議定書の第二約束期間からも脱退した安倍政権は、そればかりか世界に石炭火力発電所と原発を売り込もうと躍起である。このような考えの安倍首相に全く声が掛らないのは当然である。
グリーン経済への移行は、米中が動き出した事で加速する事は間違いない。日本は、バスに乗り遅れてしまった。時代遅れの経済学者と、頭の悪い経済界のリーダーの言う事を聞いていると、どんどん世界から取り残される。
原文(英文)URL:
http://ens-newswire.com/2013/07/12/u-s-china-collaborate-on-climate-oceans-energy-wildlife/
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Posted By : dantesforest |
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