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27 Jul 2013 10:44:11 am |
炭素税は効果的 |
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ブリティッシュコロンビア州での炭素税導入の結果は良好
GLOBE-Net.com 2013-07-24より、
カナダのブリティッシュコロンビア州は、他州に先駆けて炭素税を導入したがこの度その結果は、CO2の削減に大いに効果が有る事が分かった、当初心配されていた経済への影響は無い事も分かった。この調査は次のカナダ政府広報に掲載される。
この調査によると、炭素税が導入された2008年7月1日から、ブリティッシュコロンビア州内の州民一人当たりの化石燃料の消費は17.4%低下した。これは、カナダの他州平均と比較すると18.8%少ない。削減は、自動車用燃料に限らず全ての種類の燃料にわたっている。
経済への影響については、同州のGDPはカナダの他の州の推移と変化はない。税負担のシフトにより、2012年に同州の所得税率はカナダで最低となっている。税負担のシフトは、ほとんどの納税者にとって負担が軽くなる結果となっている。
ブリティッシュコロンビア州は、北米で最初に炭素税を導入した。炭素税は同州の気候変動対策の柱となる戦略であった。同州は地球温暖化ガスの排出量を2007年を基準として2020年までに33%削減するとの目標を掲げている。
この炭素税は、税収中立の考え方で設計されており、炭素税で増収となった分は、個人と法人所得税等他の税率を下げる事で税収の増加をしないようにされている。
当初税率は、CO2排出量1トンに対して10ドルに設定され、その後毎年5ドル値上げをするように策定されており、2012年には30ドルになった。これは、ガソリン1リッターに対して7セント(約7円)となっている。
炭素税の導入は経済の停滞を招くとの予想に反し、導入後4年が経過した今日、調査結果はその反対で、この4年間に他州に較べ経済発展が上回っている。<以下略>
原文(英文)URL:
http://www.globe-net.com/articles/2013/july/24/bc's-carbon-tax-an-environmental-and-economic-success-story/
安倍政権は、税率の引き下げと規制緩和しか言わない日本の経済学者と経済界のリーダーの言う事だけを聞いて居ないで、海外の例も見るべきである。
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カテゴリー : 他メディアより |
Posted By : dantesforest |
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