住宅のエネルギー効率を最初に法制化したのはスウェーデン(1973年)
ファクター5から、
エネルギー効率は1973年のオイルショック以降初めて公のテーマとなった。最初2,3の国で家庭でのエネルギー浪費を話題にし始めた。スウェーデンが1975年にスウェーデン建築規準(Svensk Byggnorm)の導入という第一歩を踏み出した、これは最大U値(1平方メートル当たりと摂氏温度ないしはケルビン=Kのワットで示した温度喪失)を家屋内の外壁、屋根、床、窓の4つの場所に定めた。
例として、単純にガラスをはめた窓のU値は5.6だが、二重ガラスの場合は2,8となるが、スウェーデンの1975年の基準は、これよりもずっと厳しいものであった。許可されたU値は数年更に大幅に小さくなり厳しくなっていった。
他の場所でも物理学者や建築家が、エネルギー喪失をより本質的にさらに引き下げることに成功した、特に最も成功したのはドイツ・ダルムシュタット(Darmstadt) のウォルフガング・ファイスト(Wolfgang Feist)のグループにより開発されたパッシブハウスであった。スイスではパッシブハウスをミネルギーハウス(Minergie-Haus)と呼んだ。これらの基準は今までどこでも法的に規定されたものではないが、しかしこれを立法機関では、少なくとも何か妥当な基準値を使用するために、参考値として使用している。
又他の国々もエネルギーの効率化に続いて、より改善された建築基準を作りだした、アメリカ合衆国や、EU諸国内の2,3の国々、中国、日本並びにオーストラリア等である。英国政府により提出されまたその間に法律に制定されたものは、後に長く継続して住めるための規範でエネルギーの節約(そして水の効率)をしっかりと規制している。段階的に設定された目標は2010年までに効率の向上を25%要求し、2013年までに44%そして2016年までには100%で、これは排出がゼロを意味する。さらに、英国政府は、持続可能指数で最高点(6段階)に達したすべての住宅に対し、税務上の優遇措置を決めている。
このように、建築物の低エネルギー化を計測し評価して法的に規制したり、税法上の優遇措置を取る事は、有効な手立てである。
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