世界初のエコ・モビリティー・フェスティバルが韓国・水原市で開催
世界最大のグリーン・モビリティーのお祭りがお隣の韓国・水原市で9月1日〜30日まで開催される。これは、一ヶ月間にわたってエコモビリティーが体験できるイベントである。この間、水原市の中心部に近いヘングンドン町内会(住民数約4500人)は自動車の乗り入れができなくなる。住民と来訪者が安全、健康的、排出ガスが少なく、資源生産性の高い、持続可能性社会の生活スタイルを体験できるイベントである。
同時に、世界最大のグリーン・モビリティー展示会でもある。世界の自転車、三輪車、セグウェイ、ベロタクシー、カーゴバイク、軽EV等のメーカーが最新の技術を出展し、住民や来訪者が体験できる。米国、ドイツ、韓国、中国、台湾等から8カ国40社からの出展が予定されている。
未来のエコモバイル都市における生活を、自分の目で覗き見るチャンスである。イノベーションと最先端技術が、どのように自動車の無い生活では利用される事になるのか、それによりどの位資源生産性が向上しているのかを実体験をすることができる。
会場となる水原市は、首都ソウルの南30kmの100万都市で、市内に世界遺産の李氏挑戦時代の城塞遺跡「華城」がある。水原市は韓国で最初に、市としてCO2削減量を2020年には2005年基準で40%削減する事を宣言し、国連に約束しており、これまでも数々の環境関連の国際会議をホストしている。
このイベントはイクレイ(ICLEI)、持続可能性を目指す自治体協議会の主催で、国連ハビタット(国連人間居住計画)と水原市の協賛で開催される。
このイベント会場となる、ヘングンドン地区では7月から数度の「ノーカーサンデー」を実施して自動車の無い生活を体験している。地元住民には反対する声も有るが、去る8月15日の「解放記念日」を期して、「車からの解放」イベントを開催、地区内の4800台余りの自動車を全て地区外の駐車場に移動(写真)して現在地区内にはすでに自動車が存在しない。道路は全て自転車などの人力や低電力で動く電動の乗り物用に、道路標示がされ開催を待つばかりである。水原市の、世界のグリーンシティーのリーダーになろうとする並々ならぬ意欲を感じる。
こんなところにも韓国のグリーン経済への移行への意欲が感じられる。因みに、日本の自転車メーカーのホームページを見て回ったが、このイベントに参加する事を告知するメーカーは一社も無かった。まるで申し合わせた様に。
エコ・モビリティー・フェスティバルのホームページURL: http://www.ecomobilityfestival.org/
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