8月28日放映のNHKクローズアップ現代で地球温暖化が取り上げられた
ブログ管理人
これは画期的な事である。
これまで、日本のメディアは異常気象、異常な豪雨と言う報道と気候変動や地球温暖化と結びつける解説もコメントも付け加える事をやってこなかった。視聴者としていつも不自然さを感じていた。
それが、やっとNHKのクロ現が初めて異常気象と地球温暖化の関係を取り上げることをやった。これをきっかけにもっと環境問題に切り込んでもらいたい。民放に望んでも無理だと思うので、やはりここはNHKさんに頑張ってもらうより仕方がない。
次の段階は、この地球温暖化が起きた原因が産業革命以来の200年間に化石燃料を燃やし続けてきた人類の経済活動に有る事を掘り下げることである。今、日本は経済を復興しようと躍起になっている最中であるので、経済にブレーキを掛ける可能性が有ると思っている経済学者達は地球温暖化には触れたくない。彼らは経済発展には、もっとエネルギー消費が必要だと思っているからである。
しかし世界は、グリーン経済へと経済のパラダイムシフトが始まっている。欧州、米国、中国がその先端を走っている。6月25日にオバマ大統領がジョージタウン大学で行った環境演説は、第二次オバマ政権が環境問題を第一義に考えている事を良く表している。ぼくは、オバマと習近平のカリフォルニアでの2者会談の中でも環境問題への取り組みが最も大きなテーマであったと思っている。
経済問題は人類の営みであるので、簡単では無いとしても解決できない事では無い。しかし、人類が破壊してしまった地球環境は残念ながら人類には修理することはできない。せめて、これからは環境負荷を大幅に削減することで気候変動の緩和を図る事に地球全体で努力をする事が喫緊の課題なのである。
ぼくは、気候の狂暴化と言う言葉でそれをこのブログで叫び続けている。環境問題と言うと興味を持たない人が多いのは、日本のメディアがことさらこの問題を避けているからだと思っている。エネルギー依存型経済で経済発展して来た日本の産業をスポンサーとするメディアには、地球温暖化の原因が経済活動にあったとは言えないのであろう。
環境対策と言うとすぐに、風力発電と太陽光発電などの再生可能エネルギーに話が行くが、省エネが最も手っとり早い解決策なのである。エネルギーを無駄に使いすぎる経済を、エネルギーを効率よく使う経済に変えて行くことが、最も近道なのである。ドイツの環境学者ヴァイツゼッカー博士が書いた「ファクター5」には豊かさはそのままで資源は1/5しか必要としない方法が書かれている。NHKさんには、この本を読んで頑張ってもらいたいところである。
NHKクローズアップ現代のURL: http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3392.html
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