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11 Sep 2013 10:39:33 am |
オバマの環境外交 |
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オバマ大統領の北欧5カ国との環境アライアンス
ストックホルム、ENS Newswire 2013-09-05
米国のオバマ大統領は、ロシア、セントペータースブルグG20への参加の直前にストックホルムでスカンジナビア諸国の代表と環境問題に共同で取り組むアライアンスについての協議を行った。 まず、スエーデンのグスタフ国王とシルビア王妃を表敬訪問した。米国大統領のスエーデン王室訪問は初めての事である。
デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルーウエイ、スエーデンの北欧5カ国と米国は、2015年に向かって環境対策予算を他の予算から転用するなど、スケールアップした規模で実行することを約束した。
米国と北欧5カ国は共同声明を発表し、今後一部の例外を除いて開発途上国への石炭火力発電所建設の為の財政支援は行わない事を申し合わせた。更に、野心的で包括的な気候変動に関する枠組み条約を国連主導で2015年に全ての国連加盟国が加わる事ができるように協力し合うことを約束した。そして、この条約が、科学的で意義深いものになる事が重要である事を確認した。
また、この6各国は自国の化石燃料に対する補助の削減を推進し、国際的には他の関係各国にも化石燃料への補助金の削減を働きかける事を約束した。
スエーデンのライフェルト首相は、記者会見で「気候変動とのその対策は、国際社会の最重要課題であると6ヶ国からの参加者全員が認識を新たにする事ができた。我々は共同して世界各国に共同歩調を取るように呼びかけを行う。これが最大唯一の地球温暖化対策である。」と述べた。
日本の安倍首相はG20もそこそこにアルゼンチンでのIOCに行ってしまったが、安倍政権は開発途上国に石炭火力発電所や原発を売り込もうと躍起であるが、米国と北欧6カ国は開発途上国には、可能な限り始めから再生可能エネルギーの導入を進めようとしており、安倍政権が180度異なったアプローチであることに違和感を感じる。
原文(英文)URL:
http://ens-newswire.com/2013/09/05/obama-forges-climate-consensus-with-nordic-countries/
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カテゴリー : 他メディアより |
Posted By : dantesforest |
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