ロビンズ夫妻が自力で作ったエネルギー転換専門の研究所――RMI
RMIのニュースレター、ブログ管理人
米国のロッキーマウンテン研究所(RMI)の設立者のエイモリーとハンター・ロビンズ夫妻は、ヴァイツゼッカー博士と共に前著「ファクター4」を書いている。彼らは、エネルギー転換を訴え続けている。RMIは設立31年を迎え、100人の研究員と年間15億円の予算を有する、エネルギー転換専門の研究所となった。その年時会計報告書を案内するメールをもらった。ブログ管理人の考えるところと一致するところも多く、簡潔にまとまった良い文章なので紹介する。
親愛なる会員の皆様、
31年以上にわたってRMIは市場に立地した解決策を提供する事で、クリーンで、豊かで、安全な未来を創造するグローバルなエネルギー転換の為に働いてきました。
エネルギーシステムの転換には数々の方法があります。――政策転換、草の根、ロビー活動など――これら全てが必要であり重要です。RMIは産業の力にレベレッジ(てこの力を使う)し、市場自らに、エネルギーの使い方と作り方の変換を提案させるやり方が最も有効な手段であると信じます。
RMIは過去30年間に、全体システムアプローチがいかに大きなエネルギ―変換を可能にできるかと実証してきました。
RMIの会報”Reinventing Fire”では2050年に向かっての確立したロードマップで、石油、石炭、原子力を必要としない社会を効率改善と再生可能エネルギーで実現することを描いています。
その道は決して簡単なものではありません。しかし、あなたの力で我々のビジョンは現実にする事ができます。みずみずしく安全に、全ての人に、永遠に繁栄を続ける世界――これこそ我々全てが望む事です。私たちの年次報告書で、私たちが成し遂げた事をごらんください。資金支援をして下さったに心からお礼を申し上げます。
RMIの全スタッフより心をこめて、 |