放射性物質2400万ベクレル 第一原発3号機の漏水
福島民報 2014-01-20
東京電力は19日、福島第一原発3号機の原子炉建屋の床面で見つかった漏水を分析した結果、ベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり2400万ベクレル検出されたと発表した。漏えい箇所と原因は特定できておらず、東電は調査を続ける。
分析では、ベータ線を出す放射性物質以外に放射性セシウム134が1リットル当たり70万ベクレル、同137が170万ベクレル検出された。水温は20度だった。
東電は1〜3号機の溶融燃料を冷やすため原子炉内への注水を続けている。今回見つかった水は注水時の水よりも放射性物質濃度、温度とも高く、東電は「注水段階で直接漏れたものではない」としている。原子炉の格納容器の損傷部分から冷却後の水が漏れている可能性があるという。
東電によると、原子炉内の温度や水位に変動はない。
原文URL:http://www.minpo.jp/news/detail/2014012013392
暫定基準値はセシウム134は1リットルあたり25ベクレル、セシウム137も同じく25ベクレル、ストロンチウム90(ベータ線を出す物質のひとつ)の暫定基準値は10ベクレルとされており、昨日の東電の発表はいずれも大幅に暫定基準値をオーバーしている。オリンピック招致の際に安倍首相が「コントロールされている。」としたのがこの状態を言うのであれば、細川氏の言うようにオリンピック招致はただちに返上するのが常識であろう。 |