巨大広告代理店「電通」の戦略10訓は、ファクター５の対極にある。
ブログ管理人
経済競争が今日の資源の無駄遣い体質を作ってきた。競争を助けて来たものが広告である事は、ファクター5にも記述されている。広告の殆どはマスコミを通じて行われている。
そのマスコミを牛耳っているのが、広告代理店である。マスコミの収入源はスポンサーからの広告収入が全てで、それを握っているのが広告代理店である。中でも国内で飛び抜けたシェアを持ち世界最大の広告代理店「電通」は、売上約２兆円、従業員数２万人の規模で、メディアへの影響力は凄まじい。時たまこの企業の社員の不正が発覚し刑事事件になる事があるが、驚くのはその金額で、数億のお金が１社員によって使途不明や不正に使われる。金銭感覚は普通の会社員のものとは異なる。
この電通と言う化け物のような企業はどんな企業か、ちょっと調べて見た。
電通の始まりは明治の終わりころで、ニュース配信兼広告代理店「日本電報通信社」として始まった。その後、満州事変がはじまると、国策による合併を経て満州国通信社となり、初代主幹兼主筆に里見甫氏が就任した。里見機関と呼ばれる諜報機関は、三井物産や三菱商事を使って中国でヘロインを密売し、関東軍の資金調達や、日本の傀儡政権であった満州国の汪兆銘（汪精衛）政権の資金援助をするなど米国CIAのような事をやっていた機関であった。その機関の元締めが、電通の初代社長であったと言うことで、この会社の体質が分かる。当時の日本版CIAの下部組織であり、その任務は情報収集と情報統制にあったと思われる。
この電通には、戦略10訓と言うものが有り今も生きている。
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�Г�っかけを投じろ
��流行遅れにさせろ
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まさにファクター５の考え方の対極に有る。ファクター５の考え方を広めようとファクター５伝道師を自認するブログ管理人の前には、幾多の困難が予想される。 |
ファクター５の壁
