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24 Apr 2014 10:51:29 am |
かみ合わない二人 |
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世界を論じたいオバマ大統領と日米関係しか頭に無い安倍首相
ブログ管理人
4月24日のオバマ大統領と安倍首相の共同記者会見を見て、「ダンテの森」として感じた事を書く。まず安倍首相とオバマ大統領の発言(抜粋)から拾って見た。
安倍首相: ●パートナーシップを有する両国の強固な日米同盟はアジア太平洋地域の平和と繁栄の礎となっています。●中国については、法の支配に基づいて、自由で開かれたアジア太平洋地域を発展させ、そこに中国を関与させていくため、連携していくことで合意いたしました。●北朝鮮問題については引き続き、日米韓3カ国の連携が重要であることを確認しました。
見ていて感じたのは、安倍首相はアジア太平洋の安定は日米によってもたらされるべきで、中国はそれに従うべきであるとの考え方が現れていることである。北朝鮮問題を本当に解決できるのは中国でしか無いことが分かっていないのか、分かりたくないのかいずれかであると感じる。
オバマ大統領: ●米国は今も、これからも太平洋国家です。(大西洋国家でもある)●日本は非常に軍事的な能力を持っておられます。●米国はエネルギー、安全保障、そしてクリーンな代替エネルギーの開発も国内、海外で協力していきます。気候変動にも取り組んでいきます
オバマ大統領は前日の23日には、アースデイ記念演説を全米に向けて行ったばかりであり、彼の頭には気候変動・地球温暖化対策が有った事は間違いなくそれが現れている。前日の1時間半にわたるすし屋での歓談のなかでは、オバマは環境の事を話題にはしなかったのだろうか。韓国、中国では間違いなく気候変動・地球温暖化対策が話題に登る事は間違いない。安倍首相の頭には環境問題などかけらも無く、有るのは集団的自衛権と尖閣問題だけである。
記者からの質問では
安倍への質問: 集団的自衛権についてどのような説明をしたのか
安倍首相: 安全保障の法的基盤を整備するための議論を行っていることを説明をしたが、日本が検討を行っていることについて、歓迎し、支持するとの立場がオバマ大統領より示された。
オバマへの質問: 日米安全保障条約に基づく尖閣諸島の防衛義務は米国大統領として初めて言及したが、なぜここで言及したのか
オバマ大統領: 私たちの立場は新しいものではない。これまで一貫して述べてきたことだ。これまで一貫して述べてきたことだ。中国は世界にとって非常に重要な国だ。貿易、気候変動、開発、中国にこのような分野で関わってほしいと思う。
このオバマ大統領の回答から、米国は中国を重要なパートナーと見ていることが良く分かる。それは、中国とは真の国際問題を地球規模で話す事ができるからである。日本には2国間の話しか通じない指導者しか居ないからである。
共同記者会見(1)URL: http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140424/plc14042415190031-n1.htm
共同記者会見(2)URL: http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140424/plc14042415440032-n1.htm
共同記者会見(3)URL: http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140424/plc14042417050035-n1.htm |
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カテゴリー : ブログ管理人 |
Posted By : dantesforest |
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