ダンテの森    
14 Aug 2014 12:30:37 pm
国連MDGs部会原案
2030年に省エネ2倍――持続可能社会へ17目標<国連部会原案>
東京新聞2014年8月12日朝刊より

 2030年までに貧困や飢餓をなくす一方で、省エネのペースを二倍に加速させるなど、環境保全と経済発展の両立を目指した17項目からなる「持続可能な開発目標(SDGs)」の原案を国連の作業部会がまとめた。国内の所得格差削減や女性差別の撤廃、廃棄食品の半減など日本の国内政策に影響する目標も多く盛り込まれた。

 2000年に決まった「ミレニアム開発目標(MDGs)」に続く新たな国際目標で、MDGsが途上国中心だったのに対し、先進国も含めて努力を求めたのが特徴。2015年9月から開かれる国連総会で採択する。

 原案は「すべての場所で貧困を撲滅」「海洋資源を保全し、持続的に利用する」などと貧困、飢餓、森林、エネルギー、漁業資源などの課題ごとに17の大目標を定め、さらに計169件のより具体的な目標を示した。

 貧困、飢餓問題では、2030年までに「一日の収入が1.25ドル以下の貧困をなくす」などを盛り込み、MDGsを拡充。エネルギー分野は「すべての人に持続的な形でエネルギーを保障する」を目標とし、2030年までに再生可能エネルギー比率を大幅に拡大するほか、省エネによる世界のエネルギー利用効率の改善ベースを2倍に加速させることを目指すとした。

国連、持続可能な開発のサイトURL: http://sustainabledevelopment.un.org/?menu=1300

 この国連のSDGsに従えば、2030年までに先進国は大幅な省エネを要請されている。これが達成されれば当然原発は必要なくなる。まさに「ファクター5」が主張する世界に近づく。小ブログが啓蒙している「ファクター5」はドイツの環境学者エルンスト・ウルリッヒ・フォン・ワイツゼッカー博士他が著した本で、5倍のエネルギー効率が現有の技術で達成できことが、建築、交通、農業、重工業の分野別に述べられている。パート2ではそれをこれまで実行されることを阻んできた要因、それを解決する方法が論じられている。
 アマゾンから購入できる。URL: http://www.amazon.co.jp/BC/dp/4750339903/
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