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21 Jan 2012 06:28:51 pm |
エコデザイン |
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エコデザイン・ドイツ連邦表彰
1月8日ベルリン:
エコロジーに優れたデザインが2012年4月30日まで公募される。
環境に優しい製品やサービスは最初のデザインの段階から考慮されている必要がある。ドイツ環境省と環境局は、本年から「エコデザイン ドイツ連邦表彰」を行う事にし、デザイン段階から環境を強く意識する事を推進して行くことになった。
デザイナーやデザイン企業はこのコンペで用意されたプラットフォーム上で、環境に優しいアイデアやデザインをプレゼンテーションする。
エコデザインは省エネ冷蔵庫やリサイクル素材を使ったバッグなど、日常的に使う製品であったり、壊れても簡単に修理する事が可能なデザインであったり、デザイン上にエコな考えが反映されているものを言う。
授賞は「製品」「コンセプト」「将来性」の3つのカテゴリーに与えられる。「製品」部門では製品、サービス、システムのデザインであり、ドイツ国内で販売されるものに限られる。「コンセプト」部門は製品化可能なプロトタイプ、実現可能なコンセプト演習も含まれる。「将来性」部門は若いデザイナーの応募作品の中から選ばれる。
全てのデザイナーは1月2日〜4月30日までにコンペティションに応募できる。
コンペの方法と実施にあたってはベルリンのIDZ(International Desgin Center / Berlin)
に委託される。表彰式はベルリンで行われる。
このコンペに関する情報は下のURLで、但しドイツ語のみ。
www.bundespreis-ecodesign.de
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Posted By : dantesforest |
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20 Jan 2012 06:25:56 am |
ドイツのミニコジェネ |
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ミニコジェネに補助金制度
ドイツ連邦環境省は2012年1月18日20kWまでの家庭用、小規模自営用のミニコジェネに補助金を出す制度を発表した。本年4月1日から施行される。
ミニコジェネを設置する場合一回限りの補助金が出力容量に応じて、1kWは1500ユーロ(約15万円)から19kWは3450ユーロ(約34万円)が給付される。
給付を受ける事ができる条件がさだめられておりEU小型発電機規定に基づき10kWまでは15%以上、10kW以上は20%の省エネが達成されている事が条件となる。また、使用者は年間平均85%以上の稼働率を求められる。その他
■給湯能力が設置設備1kWあたり1.6kWH以上あること。
■温水、電力のインテリジェント制御装置により制御されていること。
■3kW以上の場合はスマートメーターを設置すること。
が条件となる。
この市場は大きい。現在全ドイツ2600万世帯のうち1700万世帯にセントラルヒーティングの設備があるが、その内最新のシステムは10%でしかない。20%は24年以上の使用年数を経ており、これらの古いセントラルヒーティングの熱効率は65%以下である。
これらを最新のものに交換すると補助金の給付を受ける事ができ、環境に優しく、財布にも優しい。
どの機器がこの法律の基準に合致しているかはBAFA(経済輸出管理局)が発表するリストに明記される。
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Posted By : dantesforest |
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19 Jan 2012 06:50:11 am |
石炭火力発電 |
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今後5年間増え続ける石炭消費
2011年12月13日パリ発。炭素排出量の多い石炭の消費を世界がこぞって少なくしようと努力をしているのに拘わらず、今後5年間にわたり世界の石炭消費は急激に増加する。
石炭は現在も発電のエネルギー源としては最大であるが、今後5年間に消費が増加する一番の原因はやはり中国とインド等の開発途上国の発電需用の増加である。
IEAによると今後5年間は石炭の消費量が世界で毎日60万トンづつ増加する。世界の政治家はエネルギー保障の観点からも地球温暖化対策の観点からもこの事に注目して働きかけをしてもらいたいとしている。
報告によると中国の旺盛な石炭需要は向こう5年間にわたる石炭価格も押し上げ、世界の電力価格に影響を与えるとしている。値上がりの原因は石炭採掘がより深度の深いところに移る事からのコストアップによる。
ちなみに電力の次に石炭を使用するのは鉄鋼であり、中国、インドの鉄鋼生産も増加中である。
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Posted By : dantesforest |
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18 Jan 2012 05:59:44 am |
自転車社会 |
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持続可能社会の都市づくりの決め手
昨日から出張で大阪へ来て、昨日は古い友人に美味しい魚料理を御馳走になった。友人はぼくのブログを時々読んでくれているのだが、内容が自分の生活に身近では無くピンとこないとの意見を戴いた。もっと身近な話題も取り上げて行かなければならないと反省した。
大阪の街を歩いて気が付いた事は再開発された地域では歩道の幅を広く取ってあり、歩道を歩行者と自転車に分けてあることだ。市内の自動車の通行量を減らす重要な手段として自転車がある。
欧米では市街地での自動車利用を極力少なくするには駐車場を少なくし、駐車料金を高くして自動車で市街地に乗り込む魅力を少なくすると同時に自転車道(サイクルパス)を充実して自転車だけで用がたりるような街づくりをすると言うのが持続可能都市づくりの決め手となってきている。
大阪の街づくりもそれを狙っているのだろうが、実際歩いて見るとかなり危険である。歩行者レーンを歩いているのに後ろから自転車に追い越されて怖い思いを何度かした。自転車道側を歩く歩行者も結構いて通行区分は余り守られていない。
欧米の自転車道は車道と同じ面に作って有り歩道とははっきりと区別が付くように設計されている。大阪の街の歩道上の自転車道は色分けされたりしているが実際には区分が利用者に認識されていない。
せっかく作るのならもう少し工夫が欲しいし、使用者側の市民は持続可能社会を作っていると言う誇りを持ってルールを守ってもらいたい。
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17 Jan 2012 05:53:37 am |
省エネ法 |
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先進的だった日本の省エネ法
日本政府は世界で最も早くから国内の企業に対し、省エネ製品を世界に送り出すことを推進する法律を作った事をファクター5でヴァイツゼッカー博士は称賛している。
1979年に制定された「エネルギーの使用の合理化に関する法律」=省エネ法である。この法律は冷蔵庫、エアコン、自動車の省エネの標準を定め、この分野での世界における日本製品の市場での地位の確保を図り市場占有率の向上を目指した。その結果、それらの製品は新たに創出された省エネ市場において高い市場占有率を得る事になった。
この事は一国の政府が取り得る省エネに対するリーダーシップが企業にどれ程影響力を持つかを証明する良い例である。
そして、それは世界に対しその国が省エネに対する努力を怠って居ない証明となり、その国の製品が成長する省エネ市場において確乎たる地位を保持し続ける事ができる要素となる。
アメリカのオバマ大統領が行った最初の仕事の一つとして、米国の自動車の燃費性能の向上を2016年までのロードマップを作って示した事が上げられる。
省エネ市場の到来により、市場から姿を消して行く製品が数々あるがその代表はエジソンが発明したフィラメント電球である。
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