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16 Jan 2012 05:56:41 am |
スマート家電 |
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スマート家電は電力(電気料金)を節約できるか
アメリカのGE家電とジョージア州のフリントエネルギー社はスマート家電とピーク時に家電を使用しない場合に電気料金の割戻しをする制度を組み合わせた実験プロジェクトをスタートした。
ジョージア州の10世帯の家庭がボランティアとしてこのプロジェクトに協力し、GE家電がプログラム可能なエネルギーマネジャー機能を持ったスマート家電を設備した。家じゅうにセンサーが設置され、家庭の電気需要の状態はスマート家電から直接コントロールセンターに報告される。スマートメータなしで各家電が直接グリッドと通信を行う。
このスマートグリッド・プロジェクトの主な目的は「ピーク時割戻し制度」の実験である。電力ピーク時を予想したセンターはスマート家電にピーク時間と、その時電気を使わ無かった場合に1kWH当り87セント(約70円)の割戻しが支払われる旨の情報をスマートグリッドを通じて知らせる。ユーザーはその表示を見て、その時間に家電を使うか使わないかを決めれば良い。ユーザーが何もしなければその家電は通電されず1kWH当り70円が割戻しされ、使いたい時はスイッチをONすれば使える。使った場合にも罰金を科せられることは無い。
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カテゴリー : 他メディアより |
Posted By : dantesforest |
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15 Jan 2012 02:33:51 pm |
環境税 |
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地球温暖化対策のための税
早くも内閣改造を行った野田内閣の目玉は消費税の増税であるが、平成23年度(今年)から導入される「地球温暖化対策のための税」=環境税もある。これはCO2を1トン排出につき289円が課税される制度である。家計には月100程度の負担増になるとしている。なおこれは平成22年度税制改正大綱として平成21年12月22日閣議決定されており、具体的な方法は本年末までに決められることになっている。
環境税についてファクター5では次に様に述べている。環境税に対する反論は保守、革新を問わず強い。資本家を代表する主張も低所得者層を代表する主張もまずは「反対」一色である。資本家にとっては環境税は消費を低迷させ景気がより後退し株価が下がると言うものである。低所得者層を代表する主張は、環境税の逆進性で、低所得者が払う事になる所得に対する環境税の割合の方が富裕層のそれよりも多くなると言うものである。
税の逆進性の問題は洋の東西を問わず存在する。しかしエネルギーに対する課税に関しては逆進性が問題となるのは、貧しい国の場合であり、豊かな国では富裕層の方がエネルギーを大量消費するライフスタイルであるのでそれに見合った環境税が徴収される事になる。
それでも生活保護受給者、最低年金受給者、障害年金受給者などには補助を支払う等の手当てが必要となる。
工場労働者を主張は環境税の導入により仕事が減る事にある。省エネを実行しないあるいはできない産業にとってはこの主張は正しい。
アメリカの世論調査では、環境税が導入されると自分の仕事がなくなるか、無くなるかも知れないと答えた人は33%に上る。
しかし、過去30年のデータでは過去に導入された、環境保護に関する税制度の導入が直接原因で失業した人の数は極めて少数である。環境税についてファクター5では次に様に述べている。
なくなるか、無くなるかも知れないと答えた人は33%に上る。
しかし、過去30年のデータでは過去に導入された、環境保護に関する税制度の導入が直接原因で失業した人の数は極めて少数である。
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カテゴリー : Factor Five |
Posted By : dantesforest |
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14 Jan 2012 06:01:20 am |
農業のファクター5 |
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酪農場はエネルギーの宝庫
農業の中でも酪農は農業分野では最もエネルギーと水資源を大量に消費している。例えばオーストラリアの酪農は水資源の25%を消費している。
オーストラリアのエネルギー効率の専門家Geoff Andrewsによると、酪農家は直ちに80%の省エネが可能であるとしている。
更に酪農家は家畜の排せつ物、木材屑、風力、太陽光等を使う事で酪農家が必要とするエネルギー以上のエネルギーを簡単に得る事が可能である。
牛の排せつ物はバイオ燃料として農場内の車両や農機具の燃料となる。牧場の柵などに使われれる大量の古木材や木材屑もバイオマスとして燃料に使われ、牛舎や搾乳場の洗浄に欠かせない温水ボイラーの燃料となる。広い牧場には風力発電機に適した場所や、太陽光発電パネルを設置する場所も容易に確保が可能である。
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カテゴリー : Factor Five |
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13 Jan 2012 05:58:07 am |
太陽光調理器 |
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太陽光ばあちゃんは電気だけではない
インドのベアフット・カレッジで太陽光発畜電技術を学んだバアちゃん達の活躍は照明だけに留まらない。
WHOによると世界の最貧国では年間160万人が室内で煙を吸い込んだ為に命を失っている。これは換気の悪い狭い室内で、木、木炭、乾燥させた動物の排泄物を調理の為に燃やした時に出る煙を吸った為である。
2008年の科学者の発表によれば、調理の為に使われるこれらの燃料から排出される黒煙(黒色炭素)はこれまで考えられていたよりも長時間大気中に留まる事が分かり、地球温暖化に大きな影響を与えている事も分かった。
ここで、ソーラーグランマの登場となる。バアちゃん達は太陽光調理器の集光器を作る技術も持っている。太陽光調理器のお陰で子供たちは焚き木拾いをする労働から解放され、煙を吸い込んで呼吸器を傷める事もなくなる。
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カテゴリー : Factor Five |
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12 Jan 2012 06:02:17 am |
ベアフット・カレッジ |
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太陽光ばあちゃん(ソーラーグランマ)の力
ファクター5では数多くの環境保護団体の活動も紹介している。その中にインドのベアフット・カレッジ(裸足の大学)がある。この学校に入れるのは、世界中の最貧国家の最貧村の最貧の中年女性のみである。多くの女性は孫を持つグランマ達だ。
この学校に招へいされるグランマ達は殆ど学校に行った事は無いし字も読めないが、半年間の教育の後に太陽光発蓄電システムの専門技術者となって村々に帰って行く。この学校の教育システムは文字も言葉も重要ではない、手と、視覚と、聴覚だけで、今まで聞いた事も無い太陽光発蓄電システムを覚える。グランマ達はコイルを巻いてトランスを作り、ICチップや抵抗等をプリント基板に半田付けするところから始まり、ソーラーパネルの組み立て設置、蛍光灯器具やバッテリーの設置、その全てのメンテナンスができるようになり、自分の村に帰る。
村に帰って、自分の作業場を持ち国連の支援で送られてくる部品からソーラーシステムを作って村人に使ってもらう。使用料金は月に5ドルで、これは従来の光源である石油ランプ用の石油やローソクや懐中電灯の電池代の合計より安価である。
ソーラーグランマの孫達はこの明かりで夜勉強もできるし本も読める。ラジオも聞く事ができる。母達は夜も縫物をしたり料理の準備もできる。イスラム文化圏やヒンズー文化圏では女の子には教育は必要ないとの考えが未だに強く、昼間はヤギやヒツジの世話をさせられる。女の子にとっては夜の学校は重要な教育の機会である。ソーラーグランマの電気は女の子の為の夜間学校を可能にした。
何故、貧しい中年女性なのか。ベアフット・カレッジを1977年に始めたBunker Royは、男性は出世欲が強く技術が身に着くとすぐにビジネスにしたがるし、少しうまく行くと村を出て街に行ってしまう。そして何より資格を欲しがる。グランマ達にはそれが無い。
これまでに19カ国の750の村の19,000の家庭に太陽光発蓄電システムを設置して、その全てが今も完全に動いており、年間12000トンの石油消費を削減した。
Bunker Royは言う「持続可能社会は分散型でのみしか成功しない」
You Tubeでご覧になれます。
http://www.youtube.com/watch?v=Khgdpf1hkOU&feature=context&context=G2aef344FAAAAAAAAAAA
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カテゴリー : Factor Five |
Posted By : dantesforest |
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