ダンテの森    
12 Jul 2014   11:21:11 am
読者の皆様へお願い
アンケートのお願い
ブログ管理人2014-07-12


 台風8号が過ぎ去り、一気に日本列島は真夏となっていますが、「ダンテの森」読者の皆様は如何お過ごしでしょうか。「ダンテの森」は、皆様のお陰を持ちまして、間もなく小ブログ開設から3年を迎えます。その間、読者の皆様の激励やご心配のメールに支えられて続ける事ができたと心から感謝をしています。

 小ブログの将来の方向を決定する為に是非とも読者の皆様のご意見をお聞かせいただきたいと思い、アンケートをお願いしたいと思います。次のアンケートをそのままメールにコピペをした上でご回答をメールを戴ければ助かります。

 メールアドレスは koichiアットjetiserv.com にお願い致します。(アットはアットマークに変えて下さい)

 ブログのページからコピーアンドペーストができない方には、メールにてアンケートをお送りいたしますので、上記のアドレスにその旨お書きください。すぐにメールでアンケートをお送りいたします。

アンケートにお答えいただいた方全員に、ブログ管理人手製のコレクターズアイテム、ファクター5のミニブックをお送り致しますので、ご希望の方はご住所・お名前をご記入下さい。個人情報はブログ管理人が責任を持って保管し、第三者に渡る事が無いように万全を期します。なお、ミニブックのプレゼントは7月末日までにアンケートにお答えいただいた方に限らせて戴きますので、ご了承ください。

「ファクター5ミニブック」はタテ62 x ヨコ43 x 厚7mmで中身は50枚のポストイットになっています。(非売品)

 それではアンケートをよろしくお願い致します。

1. ブログ「ダンテの森」を読みに行く回数。(1毎日、2週に数回、3週一回、4月に数回、5たまに気が向いた時に)( )
2. 内容に興味が持てますか、5段階評価でお答えください。(5大変興味が持てる 〜 1興味が持てない)( )
3. 内容は参考になりましたか、5段階評価でお答えください。(5大変参考になった 〜 1参考にならない)( )
4. 内容は解りやすいですか、5段階評価でお答えください。(5大変解りやすい 〜 1大変難解である)( )
5. 興味が持てるのは(1他のニュースからのクリッピング、2外国のニュース、3ファクター5の内容から、4ブログ管理人から、5環境以外のテーマ、6その他あれば….)
6. 最近ブログの更新の頻度が下がっていますが、(1毎日更新すべき、2週に5回は更新すべき、3週に3回は更新すべき、4週に1回は更新すべき、5任意で良い)
7. 一回の記事の分量は、(1もっと短い方が良い、2ちょうど良い、3もっと長い方が良い)
8. 小ブログは一度スパム攻撃を受けて以来コメント機能をOFFにしていますが、(1コメント機能は有った方が良い、2無くても良い)
9. できるだけ写真や図表を入れるようにしていますが、(1図表・写真は必須である、2有る方が良い、3どちらでも良い、4無い方が良い)
10. あなたがお読みになるのは、(1いつもPC、2通常はPCだがときどきスマホ、3いつもスマホ)

 有難うございました。


  ファクター5ミニブックをご希望の方は、郵便番号、お名前、ご住所をお忘れなく。また、何かご意見がございましたら何なりとお書き下さい。
カテゴリー : ブログ管理人 | Posted By : dantesforest |
11 Jul 2014   02:30:32 pm
農薬過は鳥類にまで
ネオニコチノイド系殺虫剤、ミツバチだけでなく、鳥の個体数減少にも悪影響の可能性 英研究が指摘(AFP)
Finance GreenWatch 2014-07-10

 ハチの個体数減少への関与が疑われている「ネオニコチノイド系」殺虫剤について、9日の英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された論文では、餌となる昆虫を殺し、鳥の個体群にも悪影響を及ぼしている可能性が指摘された。

オランダのラドバウド・ナイメーヘン大学(Radboud University Nijmegen)のカスパル・ホールマン(Caspar Hallmann)氏率いる研究チームは、ネオニコチノイド系化学殺虫剤の「イミダクロプリド」が河川や池・湖などの地表水に高濃度で含まれる同国内の地域を調査した。その結果、これら地域に生息する鳥15種の個体数が、殺虫剤濃度が低い地域に比べて、毎年3.5%の割合で急速に減少していることが分かった。

 この個体数減少が観察された2003年〜2010年までの8年間は、イミダクロプリドの使用が増加した時期と一致すると論文は指摘している。

 オランダでは1994年にネオニコチノイド系殺虫剤の使用が認可された。公式発表の数字によると、年間の使用量は2004年までに9倍以上増えたという。また、この種の化学殺虫剤の多くは、過剰な濃度で散布されていることもこれまでに明らかになっている。

 論文の執筆者らは、ネオニコチノイド系殺虫剤が繁殖期に不可欠な食物源となる昆虫を殺すことで、鳥の繁殖能力に悪影響を及ぼしていると示唆。一方で、他の原因も排除できないとも指摘した。

 観察対象となった鳥15種のうち、9種は昆虫しか食べない種類だった。

 論文は、「ネオニコチノイド系殺虫剤が自然環境に与える影響は、これまでに報告されているよりもはるかに大きいことを、われわれの研究結果は示している」とし、また「将来の法規制は、ネオニコチノイド系殺虫剤が生態系に与える可能性のある雪だるま式の影響も考慮に入れるべきだ」と述べている。

 ネオニコチノイド系殺虫剤は、耕地作物の種子処理剤として広く使用されている。成長中の苗に吸収され、農作物を食害する虫の神経系に対して毒性を示すように作られている。

 英サセックス大学(University of Sussex)の生物学者、デーブ・ゴールソン(Dave Goulson)氏は、ネイチャー誌に掲載された解説の中で、ネオニコチノイド系殺虫剤には昆虫の個体群に長期的な影響を及ぼす可能性があると述べている。

 さらに、実際に作物に吸収される殺虫剤の有効成分が全体の5%ほどにすぎないと指摘。残りの多くは、土壌と土壌中の水分に入り込み、数か月間〜数年間にわたり残存する場合があるとした。

 濃度が半減するまでには1000日以上かかることもあるとされ、殺虫剤を毎シーズンもしくは毎年1回散布すると、殺虫剤の化学物質が時間の経過とともに蓄積されることになると説明している。

 また、化学物質が低木や後続作物の根に吸い上げられたり、土壌から洗い流されて湖や用水路、河川などに流入し、鳥や魚が餌にしている水生昆虫に悪影響を及ぼしたりする可能性もあるとゴールソン氏は述べている。

原文URL:
http://financegreenwatch.org/jp/?p=45213
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09 Jul 2014   05:57:18 pm
環境と健康
環境の悪化が人間の健康に脅威をあたえはじめた――WHO
スイス、ジュネーブ2014年5月20日ENS-Newsより

 「我々の惑星は人類の生命を保持し続ける能力を失いつつある」世界保健機構(WHO)の議長マーガレット・チャン博士はジュネーブで開催された世界保健総会の席上訴えた。

 先に発表されたIPCCの第5次評価報告書にあるように、人類が地球環境に与えた負荷は大きく現在の気候変動が人類の産業活動に起因する事は、ほぼ確実であると、執筆した数百人の科学者は認識しており、国連はその考えを支持している。

 WHOも3月に発表した、大気汚染が与える健康被害に関する調査結果でも状況が悪化している事が報告されている。

 2012年には約700万人が大気汚染の為に死亡しているが、大気汚染は環境による死亡要因の最大のものであると、チャン氏は述べている。

 環境の悪化は、4つの微生物による疾患を起こしているとチャン博士は述べている。その第一は、ギニアを中心に広まっているエボラ出血熱でこの疾病は感染力が強く死亡率が高い、次の2つはH5N1とH7N9のインフルエンザ・ビールスで、4つめは中東で広まりつつあるコロナ・ビールスである。

 これらの疾病に共通しているのは、WHOの報告書に指摘されているようにいずれも、高菌薬耐性を持った微生物であると言う事であり、このような微生物が増加傾向にあることである。

 世界保健総会の専門家会議において議論されたのも、きれいな空気、安全な飲料水の確保、疾病発生時の隔離施設の充実についてであった。

 第67回国連世界保健総会は、キューバの保健相であるロベルト・トーマス・モラレス・オヘダ博士を議長に選出、各地域を代表してバーレイン、コンゴ、フィージー、リトアニア、スリランカから5人の副議長が選出された。

 会議のゲストスピーカーとして招かれたビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団のメリンダ・ゲイツは、新生児の保護を訴えた。多くの新生児の死亡は防ぐことが可能であるとされているが、それにもかかわらず年間300万人が出産後28日以内に死亡している。WHOによると年間260万の死産が報告されているとする。そのうち100万人以上が出産時に死亡している。

 WHOが発表した2014年版の世界ガン報告によると、過去最大の新生物数が記録されこの数は増加の一方であるとしている。世界経済における、ガン治療に支出されている医療費は2010年において1兆2000億ドル(120兆円)であったとしている。ガンによる死亡の70%は開発途上国のものであり、その殆どは何の治療を受けることもなく、終末医療もペインクリニックを受ける事無く死亡に至っている。

 所得格差が医療を受ける事ができない人たちを作っている。今世紀に入り貧困の世界地図は塗り替えられた。現在、世界の貧困人口の70%は中程度の所得が有る国に存在している。国が中程度の所得を得るようになると、医薬品の価格が上昇し貧困層は購入する事が不可能になってしまう。WHOは医薬品の販売価格に対する監視を強めようとしているが、いかなる場合にあろうと、人々が購入できないような価格で医薬品を販売する事はやめるべきであるとしている。

 先進の一部の経済学者が述べているように、経済成長のみを追い求める市場経済は既に陳腐化しているとすれば、そこから脱皮した新しい経済システムでは、人間の最低限の健康と尊厳を最優先に考える経済にしなければ持続可能な社会とは言えないとチャン議長は訴えている。

 原文(英文)URL:

http://ens-newswire.com/2014/05/20/deteriorating-environment-threatens-human-health-worldwide/
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06 Jul 2014   06:12:31 am
省エネNo.1スパコン
東工大スパコンが省エネで連続世界一
サイエンスポータル 2014年7月2日から、



 スパコンは計算の速さだけでなく、省エネも重要な課題になっている。2013年10月に稼動を始めた東京工業大学のスーパーコンピューター「TSUBAME-KFC」が再び世界最高の省電力スパコンとして認定された。スパコンの電力性能(速度性能値/消費電力)の世界ランキング「The Green 500 List」(2007年開始)の2014年6月版で、1ワットあたり4,389.82メガフロップスという値を記録し、世界1位になったことが6月30日(ニューヨーク時間)に発表された。

 2013年11月版に続く2期連続の1位で、東京工業大学は「低炭素社会の実現に向けた日米合同の技術リーダーシップを示した」と意義を強調している。同時にビッグデータ処理の省エネルギー性を競うために昨年から始まった「The Green Graph 500 List」のビックデータ部門でも世界6位となった。

 このスパコン「TSUBAME-KFC」は、消費電力と冷却電量の双方の削減を目標としており、本体はコンテナの中にある。計算機システムを油性冷却溶媒液に浸して冷やす技術と、冷却塔による空冷を組み合わせて、非常に少ない電力でコンパクトに冷却できる設計になっている。東京工業大学学術国際情報センターが省電力化を目指して積み重ねてきた研究成果を基に、NEC、米NVIDIA社など内外各社の協力で開発した。

原文URL:
http://scienceportal.jp/news/newsflash_review/newsflash/2014/07/20140702_03.html


 ドイツの環境学者エルンスト・ウルリッヒ・フォン・ワイツゼッカー博士他が著した「ファクター5」では、省エネをシステマティックにすべての分野で行う事で、現在のエネルギー消費は1/5に削減できるとし、大量エネルギー消費を前提に作られた、経済のパラダイムの変革を訴えている。

アマゾンのURL:
http://www.amazon.co.jp/BC/dp/4750339903/
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05 Jul 2014   12:03:24 pm
海洋生物に悪影響
海洋の88%がプラスティック破片で覆われている――スペイン調査結果
All Voices.com 7月1日、Anne Sewellの記事から、


 6月30日(月)スペイン国立研究評議会は、マラスピーナ遠征周航2010の調査結果を発表した中で、地球の全海洋面積の88%がプラスティックの破片で覆われており、生態系に深刻な影響を与えていると報告した。

 この調査結果は調査船が全世界の141地点で網によって採取した海洋浮遊物を分析してまとめられたものである。研究者の試算によると、海洋に浮遊するプラスティックの総量は7,000〜35,000トンであるとしている。

 今回の調査は、海面に浮遊しているプラスティックに限られ、水面下や海底に沈んでいるものは調査対象外となっている。

 これらのプラスティック破片は、レジ袋、食品容器、家庭用品、玩具、その他の廃棄されたプラスティック製品が、波による摩擦と太陽光により破砕された結果であるとしている。

 今回発表された結果は、2010年のものでありその後も対策が取られていないので、現状はもっと悪化しているものと思われる。

 細かく砕かれたマイクロプラスティックと呼ばれる断片は、何らかの対策が取られないかぎり、今後数百年に渡って浮遊を続け、現在の88%は増加の一方を辿ることになる。

 調査船の研究者でカディス大のアンドレス・コサール(Andres Cozar)氏によると、一見美しいと見える海でも網を引いてみるとマイクロプラスティックが掛かる。肉眼では全く判断できないとの事である。

 ただし、今回の調査でマイクロプラスティックの総量が7,000〜35,000トンと推測されたが、これは前回1970年に行われた調査での推測値100万トンとはかけ離れているが、今回のサンプル数は3,000と多く、データの信頼性は格段に上がっており推測値の確度も高いとしている。

 今回採取されたマイクロプラスティックの大きさは数ミクロンから数ミリまでであり、これらが生態系のに与えている影響についての研究が待たれるところである。

以上が、

原文(英文) URL: http://www.allvoices.com/contributed-news/17389058-study-plastic-debris-covers-88-of-ocean-surface

 産業界では研磨剤に、化粧品のファンデーションとして、また美白洗顔剤として、ペイントなどの顔料として大量のマイクロプラスティックが製造されている。これらは使用後は排水として流されるが、浄水場の生物学的処理ではこれらのマイクロプラスティックは捕捉されない場合が多く、フィルターでも濾過されずに海洋まで流されているものと推測される。また新興工業国では全く処理されずに河川に工業廃水が垂れ流されている例は後を絶たない為に、プラスティック性研磨剤が投棄されていることが考えられる。

 研磨剤や顔料に使用するプラスティックは生分解性のものに限定するなどの法的措置が必要と考えられる。早めに手を打たなければ取り返しのない事になる可能性がある。
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