ダンテの森    
17 Jun 2014   11:45:58 pm
F5出版記念会2
ファクター5出版記念会での来賓挨拶。
ブログ管理人

 ファクター5出版記念会には、参議院議員を3期18年間務め、その間環境副大臣を歴任した、京都大学大学院の加藤修一教授もお祝いに駆けつけてくれた。

 その祝辞のなかで、加藤教授は次のように語った。


 「ファクター5」は低炭素社会、循環型社会、自然共生社会、即ちグリーン経済社会による持続可能な発展の長期戦略の必要性が、第1点目のテーマであったと思う。つぎに、第二点目は、GNPと幸福指標の関係性の視点、また人類の幸福の中身と「足るを知る」との関係づけであったと思う。最後の三点目は、非常に重たいテーマであるが、人間像の転換、確立が重要ではないか、これは私は常日頃感じておる事でありますが、これを訴えていると思う。以上の三点を提唱・リードする有益な書籍であると思う。
 
 ローマクラブの最初の書「成長の限界」が出されて既に数十年が経つのにかかわらず、人類はそんな書が出されたことが無きが如き爆走を続けている。環境リバウンドと地球環境負荷の増大をフットプリントで評価すると、アメリカ並みの資源消費を伴う生活水準では地球は5個必要で、足るを知らない文明と言える。

 著名な数学者岡潔は、「狂った猿」と呼び、「人類」では無く「獣類」であるとしている。私が学生時代に勉強した高名な脳科学者である時実利彦は「人間にたぎる殺し屋の血潮」と人間の奥底の一部を形作る人間像を提示しているが、「ファクター5第11章」で展開されているホッブスのリバイアサン等は非常に重要なテーマである。マーシャルは経済学の学徒たるもの「冷静な頭脳、温かい心と平衡感覚」を持てと言い、トインビーは、「生への選択」(対峙するテーマは、「死への選択」)と言い、さらに「自己変容」の重大さを語っており、ガルブレイスは、「人類の偉大な思いやり」と、compassionを語っているが、これは「同苦」の事である。このようにこれらは、大変に重いテーマであるが、地球環境が追い詰められた現在の状況は、これを考えざるを得ない状況になってきていると言うことであると思う。佐藤優氏が最近の書物で語っている、「人間主義」が最高のものという指摘につながるべきものと思う。

 本書で紹介されているトランジション・タウン(変身する町)では、資源・エネルギー効率が5倍(ファクター5)を大幅に上回っている。地産地消、地域通貨など、従来の経済システムから脱皮したパラダイム転換を示唆している。この本は、いずれにしても啓発の書、希望の書、期待の書と言えよう。

 本日冒頭に話があった普及版、要約版等の出版を期待するものである。

 最後に、この書を翻訳した訳者の方々、出版をした出版社にお礼を申し上げて挨拶としたい。(要約)



アマゾンへのリンク
http://www.amazon.co.jp/BC/dp/4750339903/
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16 Jun 2014   12:21:43 pm
F5出版記念会
6月14日にファクター5の出版記念会を開催しました
ブログ管理人

 ブログ管理人とその仲間が翻訳して去る3月25日に明石書店より出版された「ファクター5」の出版記念会が、主催:明石書店、共催:一般社団法人 環境未来研究会として開催された。

 この会の主賓で「ファクター5」の監修者である名古屋大学環境学研究科、持続的共発展教育研究センター長・教授の林良嗣教授は本書の発刊の意義について次のように語った。

 日本語版ファクター5は、原書の英語では無くそれに原著者自らが手を加えた改訂版と言えるドイツ語版から訳されている。今回翻訳にあたった訳者は、ドイツ企業やドイツの経済団体などで長年勤務した経験から、ドイツや欧州での生活経験も有り、欧州の文化や歴史を深く理解した人たちで、素晴らしい翻訳ができた。実は、ここまでの成果は期待していなかった。又、各所に書かれた訳者注釈は専門家も舌を巻くほどのもので、翻訳家の努力が見て取れた。

 原著者のエルンスト・ウルリッヒ・フォン・ワイツゼッカーは、統一ドイツ初代大統領のリヒアルトの兄で高名な物理学者カール・フリードリッヒを父に持つ学者の血筋の家柄の出身である。彼は、生態学から始めたが、現在の彼は「地球エコシステム政治経済学」と言うこれまで無かった学問領域に達している。もともと理系であった彼が、エコロジーに進み、政治の世界も経験し、環境税と言う考え方を提案するに至った。

 彼が最初に出版した本は「生物化学兵器と平和」で続いて出したのが「技術と情報の進化」と言うもので初めから全地球的規模、全人類的テーマを取り扱っており、20世紀後半の戦後から経済復興により生じたエネルギー大量消費経済による環境破壊に警鐘を鳴らし、次の世代に地球環境をどのように引き継ぐかの具体策を示した。

 本書「ファクター5」にはエフィシェンシー(Efficiency、効率)からサフィシエンシー(Sufficiency、満足度)への移行を訴えるものであるが、このサフィシエンシーの元になっているドイツ語ゲヌークザムカイト(Genügsamkeit)を本書では「足るを知る」と訳している。恐らく、この方が本来のドイツ語の意味にぴったりくると訳者は思ったのであろうが、この「足るを知る」と言う言葉が使われたことで、我々日本人の環境に対する役割が俄かに見えてきて、本書が出版された意義が明確になってくる。

 最後にワイツゼッカーの友人であるハンス=ペーター・デュル博士について一言述べたい。デュル博士はアインシュタイン、ハイゼンベルグの流れを継ぐ核物理学者であるが、哲学者としても高名で、宇宙と生命の根底には共通したものが流れていると言う考え方で、ものごとを考えれば自ずと環境問題は解決すると言う思想を提唱していたが、2週間前にこの世を去った。ご冥福を祈るものである。ドイツに現れたこの二人の巨人と接する事ができた私たちに与えられた使命は大きいと感じる。これを持って「ファクター5」出版記念会へのお祝いの言葉としたい。(要約)


 
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12 Jun 2014   12:49:11 pm
省エネ淡水化技術
新開発の淡水化技術は水資源のリサイクルを促進
Yale 360 Cheryl Katzの報告 2014-06-03より、

 淡水化技術は長年ひとつの技術、海水を高圧でマイクロフィルターに注入して塩分を取り除く方法に頼っていたが、この新開発の技術は海水のみならず農業や工業廃水から飲料水を作り出すことが可能となり、消費するエネルギーも従来の方法の1/4になると言う。

 サンフランシスコ湾の底から吸い上げられた、海水、砂、スラッジ、その他の腐敗した物質が混ざった茶色の液体から、サンフランシスコ、ベイエリアのベンチャー企業のCEOであるジョン・ウェブリー(John Webley)氏は飲料水を作ることができる。

 彼は、「この茶色い色を見ていてください」と洋服タンス大の機械に繋がるホースの中を流れる液体を指さす。この企業が開発した「前進浸透」と言うプロセスは浸透膜を水の分子のみを透過させ、その他の塩などのすべての不純物は透過させない。処理される前に汚水は低温加熱されることで、浸透を促進し高圧は必要としない。

 この方法は、従来の方法に比べ消費する電力は1/4以下である。また、農業や工業廃水のリサイクルも簡単に可能であるとウェブリーは言う。彼のベンチャー企業トレビ・システム(Trevi Systems)は、最近世界低エネルギー淡水化コンテストで優勝し、現在アラブ首長国連邦にパイロットプラントを建設中である。

 世界の水資源の需要は高まる一方で海水淡水化への必要性は今後ますます増加してくる。しかし、海水淡水化は高価でエネルギー依存度が高い、その上海洋生物システムにダメージを与える事が知られている。フィルターの表面は定期的に高圧水で洗浄されなければならなく、大量の海水が高速で吸入される。その際に多くの小型海洋生物や魚卵が吸い込まれる為に生物多様性の面からの環境負荷が高いとされている。

 今後、予測されている淡水の補てんの為に海水淡水化が進められるのであれば、低エネルギー、低環境負荷の方法を開発する事が求められる。トレビ・システム社のシステムはその第一号となる可能性を秘めている。


原文(英文)URL:
http://e360.yale.edu/feature/new_desalination_technologies_spur_growth_in_recyling_water/2770/
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11 Jun 2014   06:30:08 pm
ペテン師の言葉
「平和の日に思う 言の葉・生命・こども・ふるさと」
P.E.N Vol.425 2014-5から

3月3日の「平和の日」を記念した第30回「平和の日」青森の集いが、2014年3月1日13時から青森市内で、日本ペンクラブと「平和の日」青森の集い実行委員会の主催で開催された。4組8名のリレートークが行われたが、その中から下重暁子氏+アーサー・ビナード氏のトークから抜粋してお伝えする。

■「積極的平和主義」はペテン師の言葉

下重 <略> 政治家の言葉と言うのも、一見良さそうだけれども、とんでもないというのがあるでしょう。
ビナード うまいですね。政治家は、多分、プロのコピーライターとかが作っているんだろうと思うんです。広告代理店が、政治家の演説も作るし、政府が使う、あるいは企業が使う言葉もでっちあげるし、感動物語を作る専門家もいて……。
下重 やはりおかしいですよ。安倍首相が良く使う「積極的平和主義」は、言葉自体、悪くないはずなのに、それが全然違って「集団的自衛権」の方へ行ってしまう。
ビナード 「積極的平和」という言葉がまかり通っているんですけれど、「平和ってなんだろう」という本があって、実は今日、それを持ってきたんです。岩波ジュニア新書で、刊行されたのは2009年の5月だったかな。この本の中で「消極的平和」と「積極的平和」の違いが説明されていて、著者の足立力也さんは「コスタリカという国の積極的平和の取り組み」とかいろいろ具体的に書いているんです。
下重 それはいい意味で?
ビナード これは平和学、歴史学、政治学、あるいは外交を学ぶときに出てくる大事な言葉で、学者が使ってきた専門用語なんです。「積極的平和」と「消極的平和」の違いを分かりやすく言うために、アメリカの詩人のエドナ・セント・ヴィンセント・ミレーが70年前に書いた名言を紹介します。その当時のアメリカと世界を見渡して彼女が言ったのは、「平和とは、どこか違うところで行われている、進められている戦争を知らずに、それに関心を持たずにいられる優雅な無知だ」ということです。ミレーがとりあげている平和は「消極的平和」です。
それに対して、多くの学者がこの半世紀の間に、戦争を本当になくして、表現の自由をみんなが謳歌できて、それで殺し合いの無い、大量虐殺のない世の中をつくるためには、武力衝突がない状態だけでは駄目なんだ、と言ってきました。戦争の元になる、戦争を引き起こす道具にも使える貧富の差、格差、搾取、人種差別、そしてほかの形での人を虐げる行為など、そういうものも僕らの社会から、世界の多種多様な文化の中から、やらないようにしないと駄目なんだと。そのためには、常にいろいろ取り組んでやらなきゃいけない。それが「積極的平和」「積極的平和主義」です。
下重 その本に出ている「積極的平和」というのは、とても大事な意味ですよね。それなのに、今、使われている「積極的平和」とは何ぞやと言うと、よその国が戦争をしたら、それを助けに行くという話じゃないですか。
ビナード そう。それで、よその国ってどこかと言うと…。
下重 おたくの国じゃないの(笑)。
ビナード そう、僕の母国なんです。つまり、安倍政権、安倍首相が「積極的平和主義」という言葉を口にしたときに、平和のパッケージに包んで、みんなに手渡そうとしているのが「集団的自衛権」というものなんです。こういうペテン師が作る言葉は、マトリョーシカ人形みたいに幾重にも重なっているので、「集団的自衛権とは何ぞや」とまたパッケージを剥がすと、日本の自衛隊が、僕の母国の下請け、孫請け軍として使われて、米軍が面倒くさくてやりたくないような大量虐殺とか治安維持とかをやることになる。
下重 米軍がやりたくないことをやらせるのね。
ビナード そういうことや高くつくようなことを日本にやらせる。南半球でも、北半球でも、歯止めがきかない形でどこにでも行かせる。それが「集団的自衛権」の行使の憲法解釈の見直し。それを全部「積極的平和主義」という言葉で……。
下重 ひっくるめて「積極的平和主義」と呼んでいるわけでしょう?それをうのみにしている人がいたら、「積極的平和主義」と言われると「素晴らしいじゃない」と思ってしまう。
ビナード いいイメージですからね。
下重 なぜ、そういうまやかしの言葉を使うんでしょうか?
ビナード だって、みんな引っ掛かるから、効果があるから、それをちゃんと計算して、いろいろ前もって調査して、「集団的自衛権」という言葉を使っている。でもちょっと受けが悪いからもう一つパッケージに包もうと……。
下重 「積極的平和主義」にしようと……。
ビナード 「積極的平和主義」って、この本で足立力也さんが書いていた意味が飛んじゃったよね。言葉を乗っ取ることができる。どうしてかと言うと、大手マスコミも政府も、みんなそれに協力するから、市民がそれに対して抵抗しない。文学者も抵抗しない。
下重 言葉にごまかされちゃいけない。オブラートに包んだ言葉で怪しい言葉が、今は山ほどありますよね。これはおかしいなとか、なんか変だなと感じるのも、自分の感覚だと思う。でも、あんなに機械に命令されている感覚の中で生きていたら、感覚がないから気が付かない。
ビナード そうですね。自分で言葉を常に観察して表現していると、匂いでわかるんです。常に食材を扱って料理している人、あるいは常に畑仕事や漁をして関わっている人は、匂いをかげば腐っているか新鮮かはすぐ分かる。賞味期限なんか要らない。すぐ分かる。言葉も同じなんです。常に使って料理していれば、「これはうさんくさい」「これはうそっぱち」「これはちゃんと根っこが付いていて滋養豊かな言葉だな」という区別ができるようになる。
下重 自分の感覚と、それからの心の中をきれいにして、純粋にして、ちゃんと感覚で感じられる人、考えられる人にならないといけない。<以下略>
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09 Jun 2014   12:51:14 pm
広告は既に再稼働
“原発広告”一足先に再稼働 新聞広告での「ワースト著名人」は勝間和代、櫻井よしこがツートップ 雑誌部門ではデーモン閣下が独走
My News Japan 2014-06-08

 「原発は安全」と官僚や政治家、知識人、タレント、御用学者たちが呪文のように唱え、ついに最悪レベルの事故を引き起こした福島第一原発。周辺住民の避難生活が続くなか、安全対策も不十分なまま、安倍政権は原発再稼働を打ち出し、いま再び“原発広告”という形で、電力料金や税金を原資とする「原発マネー」がマスメディアに投入され始めている。

 そこで新聞を対象に今年に入ってからの各紙を調査し、原発広告の「著名人ワーストランキング」と「新聞別のワーストランキング」を作成した。すると、著名人ワースト1は経済評論家の勝間和代、2位が右バネ界で崇拝される櫻井よしこ、3位は前国際エネルギー機関(IEA)事務局長で現日本エネルギー経済研究所・特別顧問の田中伸男であった。

 媒体別では、新聞別ワーストは、1位が財界PR誌である日経新聞、そして2位が原発大推進派の読売新聞、と順当に続き、3位の産経新聞は、原発推進キャンペーンを記事中でも展開、もはや記事そのものが原発広告と化していた。

◇原発広告(新聞編)の調査方法

 原発広告新聞編の調査方法は、まず、大手新聞6紙(読売、朝日、日経、毎日、産経、東京)の14年1月1日から同年3月31日までの原発広告(1/3ページ以上を割いた原発推進広告を対象とし、新聞社が外部の後援を受けて開催した原発推進シンポジウムを記事化した記事広告形式のものも含む)を抽出した。

 その広告に顔写真入りで登場した著名人を拾い出し、「オピニオンリーダー度数」×「原発広告の掲載数」順に順位づけした。定量化にあたり、過去5年間(2009年4月1日〜2014年3月31日)の全国紙(読売、朝日、毎日、日経、産経)で記事の見出しに名前が出ている数(連載記事、特集記事、インタビュー記事)の合計を「オピニオン度」と定義した。

 そのオピニオン度に、2014年1月1日から同年3月31日までに原発広告に出た「掲載回数(同一種の重複は除く)」を掛けて順位付けした。以下が、その「原発広告・著名人ワーストランキング(新聞編)」である。


1位は勝間和代、電事連広告に出演しまたも原発マネーもらう

 ワースト第1位は、経済評論家の勝間和代氏。勝間氏は、朝日新聞紙上の「勝間和代の人生を変える『法則』」、毎日新聞の「勝間和代のクロストーク」といった連載によりオピニオン度数246と影響力が高い。そんな勝間氏は、福島第一原発事故の前に、浜岡原発を抱える中部電力の原発CMに出演していたことは既報の通り(既報:勝間、星野、草野…原発CMに汚染された“黒いタレント”たちの苦しい言い訳を参照)であるが、性懲りもなく、「電気事業連合会(電事連)」の原発広告に登場している。

 電事連とは、東電含む国内電力会社十社が会費を納め運営する業界団体で、450億円以上と言われる年間予算を持つが、任意団体の為に会計は公表されていない。値上げが続く電気料金や東電に投入された税金が運営の原資である。それが広告費にも使われる。競合がない独占企業は本来、広告宣伝など不要だが、政府はこの期に及んでも禁止せず、このように評論家や新聞社、広告代理店へと、原発被害者への補償も終えていないうちに、カネが流されているわけである。

 その広告とは、読売新聞3月30日付の「“放射性廃棄物の地層処分”」。広告の右下には、冬服を着こんで、なにやら遠くを見つめている勝間氏の顔写真のアップ。その上に、「私もフィンランドの『オンカロ』を見てきました。日本でも、私たち一人一人が自分の問題としてしっかりと考えていく必要があると感じました。勝間和代」とある。さらに顔写真の横には、「現在そして将来にわたるエネルギーのあり方を考えるとき、“放射性廃棄物”をどのように処分するべきか?私たちみんなが真剣に取り組まなければならない課題です。今回、私が訪問したフィンランドでは、世界に先駆けて事業化が進められています。日本でも、何が最善なのか十分に議論を重ねながら着実に前進させなければなりませんね。――経済評論家・勝間和代」と署名入りのコメントがある。左半分は、電事連広報の「原子力発電所で使い終えた燃料から出る“高レベル放射性廃棄物”については、適切に最終処分することが、未来の世代に対する大きな責任です」といった言葉が並んでいる。

 無反省に原発依存を既定路線としている勝間氏と電事連は、今後、もし大地震が来て福島第一原発以上の原発事故が起きても、未来の世代に責任を持ってやってきました、といえるのか?未来の世代どころか、目先のお金のことばかり考えているのが実態ではないか。

 事故後の「原発広告」新聞編に続き、主要20の雑誌について「原発・電力業界広告」の実態を調査したところ、著名人ワーストは、デーモン閣下(相撲評論家、ミュージシャン)で、そのキャラ設定を逆手に取って、まさに悪魔に魂を売っていた。次いで、たまにTV解説にも出てくる渡部恒雄(東京財団上席研究員)、堀尾正明(フリーキャスター)、唐橋ユミ(フリーキャスター)、北野大(工学博士)らがランクイン。

 雑誌の媒体別では、今年に入って原発広告を4回も載せている「WEDGE」、同2回の「週刊新潮」がツートップ。次いで「PRESIDENT」「婦人公論」も電力会社のお世話になっていた。<以下略>


原文URL: http://www.mynewsjapan.com/reports/2018
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